2009年01月05日
新年明けましておめでとうございます。昨年中はたいへんお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、新年はいかがお過ごしでしたでしょうか。飲食業に携る方々は、一般の方々が休まれているときが繁忙期なので、なかなかゆっくり新年を味わうことができない方が多いのではないかと存知ます。成人式が終わった頃にお休みをとられるところが多いようですね。
みなさまがたにとって、今年は昨年より充実した一年になることをお祈りしております。
さて、今年を含め今後10年のさかなだマートの抱負は、食が持つ多様性を引き出すという目標を立てました。品質、価格、サービスはもちろんのことですが、昨年から始まった経済沈下を受けて、未来新世紀元年が始まったと捉え、変化のときと考えております。
昨年は世界中で変化が起きました。一国だけに留まらなかったので、これは地球規模で変化を迎える年だと考えています。変化を認知することが未来への第一歩と捉え、これまでの一世紀の延長で考えることは避けたいと考えています。ただ変化の時なのであわてず何が変化を求められているのか、経済のみではなく、サスティナビリティに必要な思考で取り組んでまいりたいと思います。
長年飲食店を見てきましたが、飲食業界が果たした社会的意義の広がりは少なかったのではないかと感じています。味とサービスの追求のみで、社会に果たす役割に対する広がりは進歩していなかったように感じます。食育におていも、まだなにか漠然としており、明確な指標がありません。しかし外の世界ではその欲求は頂点に達しようとしているのですが、なかなか気づかなかったというのが業界だと、私たちは現状認知しています。
チャレンジしたいこと。それは食が果たす役割を、今後求められていくであろう事に広がりを持たせ対応することです。食が果たす役割は、味とサービス、空腹を満たすという事だけでは決してございません。
人にとってもっとも大切な食の文化がある方向のみに向かっている事が可能性を狭めているのだと思います。経済も仕事も食も職も、人々の幸福のためにあることが原則です。他に私たちに出来ることはないのか?今育みつつあるものに深みを増し、人々にとって強く必要とされ、同時に食に携る方々の地位向上に努めることが出来ればと考えています。
現在私は、縄文時代にまで遡り、食の歴史を学んでおります。食とともに人々の暮らしはどう変化してきたのか、食がその時代に担ったものは何であったのか、食を大切にしてきた圧倒的な歴史と相対的に現代を比較してなにが失われ、なにが造られたのか。生活の中においての食、信仰の中においての食、宴の中においての食など、独立して切り離すことは不可能な事ですので、暮らしの中においての深い関連性を学び、今後社会に必要な食として広がりを持たせることができればと思います。
時代は何を求めているのでしょう。哲学レベルで考えるときではないかと感じます。
情報社会になり、課題の解決にまで至らず放置され、次ぎの課題だけが報じられるスピード社会になりましたが、私たちは決してそのトリックに踊らされないようにしたいと思います。その質こそ大事であるので、問題が人々にとって本当に問題なのかから判断して選別し、本当の問題については時間を作り、深く掘り下げる思考を持ってまいりたいと思います。決して現代の極一部の人たちのためのスピード競争には参加いたしません。その質こそが大切だと考えます。
食の業界に携る方々には、大きなチャンスとも言えるでしょう。食料難が起きつつあり、水不足も起きてきます。そのとき私たち食に携る者がどう考え、行動したのか。
社会は潜在的欲求としてそれに期待していると思います。
日々の営業において新しい試みをしても、なにかが違うと感じたなら、それは探す価値のあるものではないかと疑問を持ってみるのも良いかもしれませんね。まったく思いも寄らなかったところに発見できるかもしれません。
そういった意味で、楽しい2009年になると思います。
沢山ある提案の中のひとつとして受け止めていただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
感謝
2008年12月27日
そろそろ今年の営業も残りわずかとなりました。今年中に発送できるお荷物の受注は29日午前中までとなります。お支払いは代金引換、またはカード決済のみとなります。年明けは5日から営業開始いたしますので、新年のための食材につきましては、29日午前中までにお願いいたします。
さて、今年もいろんなこと沢山ありました。時はいつも流れています。いつの時代も変化し、新しい時代を築いてきました。過去も、そしてこれからも時代は変化し、まだ見たことのない未来を迎えます。
時には痛みを伴うこともありますが、私たちは当たり前のように受け入れ、一時の現象に流されず、新しい時代の姿が見えるまで腰を据えて取り組んでまいりたいと思います。
「もっとも確かな未来予知の方法は、未来自体を造りだしてしまうことである。」と、ピーター・ドラッカーが言っていましたが、変化のときはその影にまだ見えていないチャンスも沢山あると思います。なにもしないことが一番のリスクと捉えて来年もさまざまなことに取り組んでまいります。
来年の私たちの計画は、とにかく足を使うことです。私たちの工場は北海道の中でもメーカー群の真ん中にあります。自社で製造するもの以外の商品についても紹介したいと考えていますので、他メーカーとのネットワークを繋げるために足を使って行動してまいります。
もう一点は、やはり新商品開発です。2008年のコンセプトとは少し違う商品を作るため、ブレイクスルーした思考での開発も行なってまいりたいと思います。ビジネスの勝率は10回に1回だと言われています。9回失敗してもくじけない忍耐が必要だと心しています。
来年はそろそろ自分の思考を変えるときだと感じていまして、未来を造るつもりで取り組む決意を新たにし、常に捉われない発想を持つために、意思を大切にしたいと考えています。
来年もさかなだマートは何かと騒ぎを起こしますので、野次馬感覚でこのサイトを訪れてください。
では、みなさまも2009年、新しい未来を造ってください。
今年も本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
有限会社 嘉楽
代表取締役 辻合 明男
2008年12月18日
噴火湾にすけそうだらがやってきました。噴火湾は北海道の中でもピンを極める高品質タラコの産地です。すけそうだらが大漁になると、町中が賑わい、活性します。今年もいまかいまかと町中の人が待っていましたが、昨日とうとう群れがきて大漁になりました。
今年、さかなだマートではスケソウダラの身を鍋用に開発する予定でしたが、揚がってくれたので大喜びです。早速夜中1時までかかって数種類作りました。、今、干しているところですので、午後までには完成し、18日中には販売開始できることと思います。
ウロコを取り除いて、頭とお腹を取り出し、一夜干しにして鍋用に開発しました。安価で美味しいので、景気が良くないこれから人気が出ることと思います。チゲ鍋にしてもよし、味噌汁にしてもよし、じゃがいもと白ネギを入れてタラ汁にも良しです。一夜干しにしているので、身も締まり、出しも抜群の味が出ることと思います。
手間のかかる作業でしたが、飲食店様も厳しい折、こういった商品は心強いと思いサービス精神で作った商品です。本日中にアップしますので、ぜひ一度お試しください。
2008年12月03日
12月に入りました。今年は金融危機の影響が高く、連日ニュースで報じられていますが、みなさまは対策をお考えでしょうか。
こういった時はあまりじたばたしても余計に経費を使い、体力を浪費しがちですので、冷静に対処したいものです。近頃の経済はなかなか難しいですね。大きな問題が矛盾して同時に起こっているので、情勢が転々とし短期、中期の予測がつきにくいと感じます。
資源不足なのにデフレ、資源が不足しているのに衛生管理の強化で廃棄処分するものが多くなるなど、どうも実体と情報、経済が一致しないと申しますか、それがゆえに皆様も先の見通しが立ち難くなっているのではないでしょうか。変化の狭間で極短期で利益を出したり、実体のないものを売り買いする習慣がそういった問題にも影響を与えていると思います。
もう少し安定した社会になってほしいものですね。
私は、長期視点で社会の行方を追うようにしています。これからの日本は少子高齢化社会で、人口減少社会です。また、経済も縮小経済に突入しました。そんな中において、私は小さな仕事を大事にむやみな拡張をせず、お客様と近い存在になっていただけるようコツコツと努力してまいりたいと、それだけを考えています。
どうぞ末長くお付き合いのほどお願いします。
さあ、年末に突入しましたので、しっかり皆様のフォローをしてまいりたいと思います。
2008年11月14日
ここのところ新商品の話題ばかりでしたので、少し自分のことでも書こうかなとキーを打っています。
今日は昭和40年代から60年代の音楽を聴いていました。しばらくこの年代の音楽と離れていたので、懐かしいなあって気持ちで、タイムスリップしていました。いやあ、いいですね、この頃の音楽は。なにかこうハートがあって、エネルギーがあって、情熱があります。
近頃ギスギスしたニュースが多いですが、この頃はもっと開放感があったように感じます。
楽しんでまいりましょう。
ビリー・ジョエルやクイーン、マイケルジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、レイチャールズ、スティービー・ワンダーなど、偉大なるアーティストと言っても良い人たちの音楽です。ビリー・ジョエルのピアノを弾きながら歌うスタイルに憧れてピアノを習いに行ったり、マイケル・ジャクソンの踊りが好きでムーン・ウォークを練習したりと、いつも何かに惹かれていましたね。ここ最近ではアルトサックスが吹きたいなと買って横の壁にもたれかけています。
私の10代から20代はエネルギッシュで、休みともなると、遊びたくて寝たことがなかったんじゃないかなって思うくらいよく遊んでいました。大阪の北新地の某イタリアンレストランで修行時代を過ごしたのですが、土曜日、出勤時間が午前11時で、終わる時間がいつも午前3時くらいでした。非常に忙しいレストランで、営業開始から終わりまでずっと外に行列ができていて、厨房は戦争のような状態でした。
で、そのレストランが終わったあと、近くのディスコへ行って朝7時くらいまで踊るんですよ。普通ならこれくらいで家に帰って寝るのですが、なんのなんの、それから神戸の須磨海岸まで車走って、夜まで泳ぎます。いったいどれくらい起きてたの?ってくらいに寝るのが惜しくて遊んでいました。仕事もよくしましたけどね。(^ー^)
いやあ、タフでした。笑 と言うと、今もタフだけどね。と言われます。
先日、東京の上場会社を作って、またご自分で別の会社を起された知人から電話があり、社長、北海道へ行くから少し遊びに行きましょうよ。と連絡がありました。「社長の元気をもらいにいきますから。」と。笑
いや、こう書くと、そろそろみなさん、プロレスラーみたいな社長なんだろうか、それともエイリアン?はたまた体表がソーラーパネルでできてんじゃないの?なんて頭のスクリーンに映っているんではないでしょうか。
いえいえ、ふつーにふつーの標準的な身長、体重なのですよ。少し細いくらいです。皮膚も決して鱗でできていたり、ソーラーパネルではありません。( ̄ー ̄)
僕に関して言えば、こういうのって生まれつきなのかもしれません。小さい頃、毎夜寝たくない一心で、立ったままゼンマイが切れて寝てしまったり、自分で寝ようと思って寝た記憶がないのですよ。
いやはや、今も仕事が忙しくなると20時間を30日続けて仕事してたりしてよくみんなに心配されます。うーん、本人はそう苦痛じゃないんですけどね。料理でも大工でも(親父が大工だった。)会社でも、なにかこう作っていく過程が好きなんですよ。ああでもない、こうでもない、押してだめなら引いたらどうだろう?とか、魚なんか見ると、その構造に興味をひかれたりします。「ああ・・なるほど、このヒレが長いのはそういうためだったんだ・・。」と、他の人から見ると、どうやら料理人の視点ではないようです。
海の中って実際私たちが知らない世界ですから、この魚たちはどんな運動しているのだろうかとか、生態に興味がいくんですよ。いや、もちろん美味しいんだろうかとも考えてます。はい。人生あっという間だと思うんですね。だから、いろいろこの目で見て、感じて、いろんな感動をしたいと思うんですよ。なにかこう、寝てばかりいたり、同じことばかりしていてはもったいないなって。
それでは最近知っためずらしい魚名。「エチオピア」と、アルトサックスの写真を掲載しますね。
なんでエチオピアなんだろう?笑 また調べておきます。

エチオピア
北海道ではこう呼ばれています。「社長!浜でエチオピアっていう魚が揚がってますよ。」はあ?エチオピア? 北海道の地方名は、その名から魚の想像がつきません。いやほんと、この魚が揚がったときにちょうどエチオピア人が居たからエチオピアとか・・。 タコが横で暴れたから、「タコ踊り」なんて名前をつけてしまいます。なんの脈略もないのですよ。笑
小さな小魚でもわからないものが浜に揚がると、もしそこにプロレスラーがいたら、「おっ。いいね。プロレスラーにしよう!」ってある仲買人が言います。「おっ、それいいね。」と、まわりの仲買人が素直に同調して即決します。テキトーにつけてしかもそれが地方名なんかになるから驚きです。まてまて、それじゃどんな魚かわかんないだろ・・と思ってももうあとの祭り、言ったもん勝ちです。はい、とても幸せな人たちです。笑
名前をつけるときに、ただただ変わった人が来たり、へんなことが起こらないように祈るばかりですね。
学名は、シマガツオ 分類はスズキ目、シマガツオ科です。ウロコが硬く、なかなかはがれません。特におなかのウロコが細長くはがれにくい。煮付けやムニエルによくあいます。刺身は・・そうですねえ、フクラギとシーラを足して2で割って柔らかくした感じです。余計にわからないですよね・・。笑 刺身ははっきり言ってあまり美味しくありません。(あくまでも私の嗜好ですが。)クセは無いんですけどね。
エチオピア・・。調べてみますけど、もう既にいやな予感が。

サックスとマキリ
愛用のアルトサックスとマキリです。マキリは漁師が持つ漁師用の包丁です。450年の歴史を持つ関西の「有次」さんにカスタムメイドしてもらった世界で一つの包丁です。一度使うと手放せません。
2008年11月02日
今年から新商品開発に全力を挙げておりますが、出足は好調です。炭火炙りサーモン、炭火炙りたこと、サンプルをご注文いただいたほとんどの方にリピート注文をいただいております。
最初にサンプルをいただきました方に、「これでは使えないよ」と、お叱りを受けて、再度作って試食してみたのですが、なんら問題なく全員が「おいしいけどね・・」と、一致したのですが、お客様は、使えないとおっしゃられている。何度も考えてみましたが、ふと、あることに気づいたのです。もしかすると解凍の仕方に問題があるのでは?
そう考えて、早速いろんなパターンで解凍の実験を始めました。
いつもなら、一番良い解凍の仕方を考えて、私たちはその方法で解凍するのですが、今回は、一番最悪の解凍の仕方はどうなんだろう?という反対側から眺めてみました。
すると、真空袋に入れたまま解凍する方法が良くなく(最悪ではないのですが、多くの方がとられるであろう解凍の仕方)、多くの方々は真空袋に入れたまま解凍されているのではないだろうかと想定して、解凍の仕方を書いた紙を入れるようにしたところ、クレームが無くなり、「いい商品だねえ」と感想をいただけるようになりました。
そんなことがあって、新しい商品には通常の解凍の仕方が合わない場合もあることを知り、新商品を重点に、すべて考えてみました。中でも、私たちが、絶対自信を持っている姿いかの瞬間冷凍が、自分たちが思うほど評価いただいてないのではないかと感じてきたことを思い出し、振り返ってみました。
もしかすると前日から冷蔵解凍されているのではないか?半日とまでいかなくても数時間かけて解凍されているのではないかとの結論に至り、こちらも作り手が望む、最高の解凍の仕方を書いた紙を入れさせていただくことにしました。それ以来、以前よりぐんと評価が上がり、私たちも満足できる評価となり、喜べるようになったのです。
ほんの少し、されどほんの少しで大きく違いが出ることを、改めて知ったと申しますか、雑な考えにならないように自らを戒めていた次第です。
80点は多くの人がとれます。しかし、90点を越えるとなると、その数倍の努力が必要とされ、限られた人が到達できる境地だと思います。たった10点の差、いや、もっと高度となると、たった1点の差が勝敗を分ける差なのだと。再度初心に戻り、最後まで気を抜かないよう怠慢を一掃しておりました。
プロの仕事は真剣勝負! その一品でお客様を失うこともあり、年間にして数十万の損失を生むということも現実問題として起きることです。
コストはどうなのか?品質はどうなのか?どういった方々に受け入れられるのか?安定供給は?カットは困難でないか?妥協なく旨いか?解凍の仕方は?・・・。
これからも工場で真剣勝負をしてまいります。
ただいま景気を睨み、時代に合った新商品設計が出来た商品がございます。もうすぐ登場させますので、ご期待ください。
また、めるまがなどでもご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2008年10月19日
現在までサンプルロットとして1kgロットを設けておりましたが、通常販売ロットとして1kロットを設けることになりました。
小ロットで数種同梱してご注文いただきやすいように設けた次第です。28kgまでは一つの箱として送ることができます(一部、例外を除く)。また、お荷物がが28kgを越える大きくなご注文の場合は送料を別途見積もり作成いたしますのでお問い合わせください。数量によりましては格段に送料がお安くなる場合がございます。
2008年10月12日
いつもお世話になり、ありがとうございます。
通販用北海ちげ鍋の開発が最終段階にきています。今回のコンセプトは、「北海道の素材を半端じゃなくたっぷり使って北海ちげ鍋を作ろう」です。
経済も少し不安になってきた昨今、少し視点を変えて、高付加価値通販商材から、エンドユーザー様にサイフを気にせず北海道の素材をたっぷり食べることができるように開発しています。しかし10年前の食文化に戻ることは意味の無いことだと思いますので、付加価値も沢山感じていただけるように開発を行なっております。そして今回の商品は上代価格の設定を行わせていただきます。
私どもから安く販売させていただいても、最終販売される方が設定される金額が高額すぎることが多く、せっかく良い商品を開発しても日の目を見ずに終わってしまう商品もございます。広告の費用対効果が薄れる中、どうしても価格を高目に設定したいことは理解できますが、売れなければ事業が成り立ちません。ほんの数パーセント安価に設定すれば150%販売できると思うこともよく見かけます。
まして私たちは商いを継続するために日々頑張っていますので、無茶な価格をつけられたりして私たちの会社の信用を落とすことを避けたいと思います。それに昨年秋から警告を出させていただいたように、サブプライムローンの問題が日本においても騒がれています。日本に及ぼす影響を考えると、顧客がなにを求めているのか?が、明確であると思います。
日々、社会が何を求めているのかを早急に感じ取り、私たち作り手がいち早く対応できる商品を作ることが、ひいては通販に携っておられる皆様のためになることだと心得て励んでまいります。
智恵を凝らし、工夫を凝らし、毎時考え、エンドユーザー様、通販会社様にお応えしてまいります。
みなさまに支えられて私たちの事業が成り立っており、いつも感謝しておりますが、時折私たちからの提案も受け入れていただければ幸いです。
2008年10月10日
今日は函館の国際貿易センターへ行ってまいりました。輸出を始めるための準備です。私たちは原料出荷はあまり力を入れておりませんので、加工品の輸出のためです。日本の加工品は近年、技術が高くなっていますので、中国などには人気があります。私たちも自社の技術を国外へ販売するための準備を始めることにしました。
ここ最近、北海道の加工品を海外へ出荷したいので供給してくれませんかという問い合わせが増えています。そんな声に応えるためでもあるのですが、まだ十分な知識を持っていないため、勉強を始めているのです。
以前もカナダへ日本の海鮮素材を輸出しないか?と、現地の日本法人、自動車工場長を努めている友人から誘いがありました。カナダでも日本食が流行しているようですが、良い魚が無くて、現地の日本料理店が困っていたようです。
以前、と言っても20年近く前になりますが、海外のことを良く知りたくて貿易をやっていた頃がありました。その時はアクセサリーやシルク製品などの輸入でしたが、今回は食品の輸出なので、一からの勉強です。
最近はサブプライムローンの問題などもあり、日本も影響を避けられませんが、いつの時も日本は逞しく越えてきました。私たちも皆様食に関わる方々の後方支援ができるように工夫してまいります。
作ることが得意ですので、提案や要望などございましたら、どんどんお話いただけますと、私たちも向上できますので、ぜひご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2008年10月02日
いつもお世話になり、ありがとうございます。
北海道鹿部は紅葉が始まりました。イカ釣り漁船も連日漁に出ており、噴火湾の水平線の向こうに湾を取り巻くような光景が見えます。海流が変わったせいか、例年より遠くに光があります。
今年は函館産活イカ姿瞬間冷凍に次いで、強力な商品を開発したいと連日テストを繰り返しています。函館産活イカ瞬間冷凍は、ほとんどの方に良い商品であるとお褒めいただいております。特筆すべきは、透明感が高いことと、ゴロ(肝)まで使えるということです。
これからまだまだ甘く旨味がのってきますので、ご期待ください。イカの楽しみ方は二通りあります。極めて鮮度よく歯ごたえを楽しむ食仕方と、一晩冷蔵庫で寝かせて甘みを増してから食する方法です。寝かせると柔らかく白っぽくなりますが、いずれもイカの美味しい食仕方です。
今日は簡単に、函館の郷土料理、「ぽんぽん焼き」をご紹介しましょう。
極めて鮮度の高いイカをつぼ抜きに下処理します。ゴロ(肝)の皮を除き、味噌と和えます。白ネギを炒めて冷ましておいたものをゴロと和えます。ゴロは潰してしまうと液化して焼くときに流れ出てしまいますので、なるべく潰さないようにしてください。
つぼ抜きしたイカの中にゴロを和えたものをイカに対して七分くらい詰めます。端を楊枝で縫うように止め、盛り付けるとき表になる側を四分方(時間ではありません)焼きます。裏返して四分方焼いたら一度取り出します。表面に切り目を露店のイカ焼きのように5〜6本入れます。この時注意することは、身を完全に切ってしまわないことです。1mm程度残して切り目を入れるようにします。
切り目を入れるのは、ゴロに火が通りやすいようにする役割も果たします。もう一度オーブンに入れ、表を上にして最後の二分方を焼き、中まで火が通ったら完成です。
とても美味しく感動する料理です。一度作って試食してみてください。ゴロを和えるときに、潰れてしまった場合は、つなぎ(カタクリなど)を入れることと、イカを楊枝で留めた側に枕になるようなものを置いて、少し持ち上げて焼くと流れ出ません。また、イカは焼くと縮みますので、ゴロをあまり詰めすぎないことが大切です。
さあ、明日も鮭のフィレを作ったり、イカの開発、チゲ鍋の開発にと大忙しです。良いもの沢山作ってまいります!
2008年09月26日
ごぶさたしております。北海道の秋は多忙で鮭、いか、タコにと毎日忙しくしております。
ここ数ヶ月、商品開発に取り組んでおりまして、数点アップさせていただきました。いずれもさかなだマートが自信を持ってご案内できる商品です。北海たこの胴(頭)をフィレにした北海たこフィレは、皮と、身の間にあるゼラチン質状のものを取り除いて身だけにしたものです。従来北海たこの頭が美味しいのにも限らず市場では評価が低かったのは、この処理ができていなかったからではないかと考えています。
漁師も私たちも一番好む部分で、特に火を入れますと甘み、旨味がぐっと増し、非常においしくなります。そのままカットして刺身にしていただいてもよろしいのですが、ガスバーナーで炙ると更に旨味が増します。イカともタコ足とも違う新感覚の食感です。なかなか新しい感覚の商品が無くなった現在、おもしろい商品だと思います。
羅臼産炭火あぶりサーモンフィレの開発コンセプトは、炙りでありながら、従来の冷製のまま刺身にもお寿司にも使えるという極上の身質を維持した商品です。従来の刺身、お寿司とまったく同じ扱いで提供していただけます。また、洋風ではカルパッチョなどにも面白いと思います。薄くスライスしてルッコラやパルメザンチーズ、イクラとともに盛り付け、オリーブオイルなどをかけると本格的なイタリアンの一品になります。
骨、皮を取り除いていますので、非常に使い勝手がよく、手間いらずで簡単に品質の高い刺身を提供できます。鮭の脂と炭火の香りが非常によく合い、食したあとも香ばしい余韻が楽しめます。従来の鮭あぶり商品は、どうしても中まで焼きが入ってしまい刺身としてはいかがなものかと疑問がありましたが、この商品の最大の特徴は、弊社の新技術により、表面だけに火が入り、中の身にはまったく火が入らないので、羅臼の鮭の魅力を十分に引き出す商品となっております。
こちらも自信を持っておすすめできる最高品質商品です。是非お使いになっていただきたいと思っております。また、サンプルロットも設定しております。
今年は真イカの新商品をもう一点開発したいと考えております。10月から噴火湾で捕れる真イカは、身に厚み、旨味、甘みが載ってくるので、函館産イカの中でも際立っておいしいイカです。このイカを使って従来にないイカの商品開発に取り組んでみたいと思います。
さて、秋から冬にかけて北海道は美味しい食材がたくさん揚がります。北海道フェアのための商材の依頼も承っておりますので、ご質問等ございましたら、是非お問い合わせください。
2008年08月12日
いつもさかなだマートをご愛顧いただき、まことにありがとうございます。夏ピークですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私たちはお盆前後は浜が休漁になり、在庫のみ出荷させていただく予定ですので、比較的ゆっくりの季節です。
しかし、お盆が過ぎますと、いよいよ北海道の旬に入ってまいりますので、秋商材、冬商材の準備にと忙しくなってまいります。
さかなだマートもオープンして4年目に入りますが、おかげさまでお客様のご利用も着実に増えてまいりました。今後も更にご利用いただけるように、さまざまな企画や商品開発を行なってまいりたいと考えております。今後も食の業界は順風満帆に進むとは考えておりませんので、私たちも智恵を絞って、経済的な側面、新商品による付加価値の側面とも、さかなだマートで発表してまいります。
みなさまも、「このようなカット、このような新商品、このような規格。」など、今後の食材調達上必要なものがございましたら、どんどんご提案やご質問ください。出来るだけお応えしていけるように頑張ってまいります。
これからの10年、飲食店業界はどんな方向へ進むのか見え難い時代だと思いますが、創意工夫してみなさまがたの繁栄への道のお手伝いをさせていただきたいと思います。
水産メーカーという体質上、大生産、大ロットから転換できないメーカーが沢山ありますが、資源不足や国内人口の減少から考えて、いかにコンパクトに出来るかが一つのキーワードであると考えております。今後も小回りの利く水産メーカーであり、飲食店様への対応を重視したメーカーというポジションを明確にしてまいります。
商品だけではなく、北海道フェアなどの企画などのイベント情報、経営において有利に働く仕入れの仕方、在庫の持ち方など、目に見え難いが非常に効果のある情報提供にもより一層力を注いでまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
有限会社 嘉楽
辻合 明男
2008年07月13日
梅雨もそろそろ明け、夏真っ盛りとなりました。みなさまいかがおすごしでしょうか。サブプライムローン、原油高騰などの影響から厳しい状況が続きますが、負けずにがんばってください。簡単には言えませんが、世の中が大きく動くときはチャンスでもあるのです。どの角度からものごとを見るのか次第で伸ばすこともできると思います。
こういう時、私はよく自分で仮説をたてることが多く、まるで根拠のない角度からものごとを眺めて組み立ててみたりします。一人でもブレーンストーミングを行なえるように訓練しています。
既存の延長では解決しないとき、意識的にまるで正反対の裏側からものごとを眺めてみるのです。柔軟な発想を浮かべるためです。ふとヒントが浮かぶときがあります。ある一定方向の見方から離脱し、新しさを求められているのに過去に捉われていては解決しないことが多いですね。
進歩や進化は、過去の記憶の延長上にあるのですが、大きく世の中が動くときは変革の時期である場合が多いからです。組織を時代の変化に対応させようとするときは、まずリーダーの意識から変わらねば組織は変わりません。痛みも伴いますが、景気回復を待っていては衰退の一途です。智恵を出してがんばってください。
小さな飲食店にも技術のみではなく、マーケティングが必要な時代となりました。きちんとしたマーケティングを組み、確実に実行すれば必ず売り上げも上げることができると思います。知識労働社会と呼ばれていますが、売れる仕組みを知ると知らないとでは大きな差が出ます。ビジネスの仕方も過去十年前とは大きく変わっています。今一度現在の売れる仕組みを勉強されることをおすすめします。
私も今、さかなだマートをご利用いただいているお客様に、どうしたらお客様の利益向上を提案できるのだろうかと思案中です。みなさまに利益を出していただけなければ、私たちの存在意義も薄れるからです。ゲーム理論という理論がありますが、この理論の中でも協力関係を保つことがお互いに利益を享受する理想だと言います。
孫子も争わないことが得策であるとあります。無駄な浪費を抑え、独自路線や自社に強みがあるならば、補強することに智恵を絞りたいところです。
2008年06月18日
「北のこだわり海鮮茶漬け」
以前から取り組んでいました、海鮮茶漬けが完成しました。海鮮丼シリーズが好評をいただいており、商品提供に忙しくしておりました。なかなか開発に時間を割くことができず少しかかってしまいましたが、5種完成しました。このあと海鮮冷茶漬けに取り組みたいと思っています。
さて、出来上がった5種ですが、スタッフ全員に、うまい!と感動させることができました。現場の技術スタッフから二人、そして私と、女性スタッフの四人で取り組んできましたが、想像以上の海鮮茶漬けができたので、みんな大喜びです。まずは、5種開発しましたが、北海道の人気素材の勢揃いです。お出しで食べていただくお茶漬けが3種、お茶で食べていただくお茶漬けが2種です。
フリーズドライなどとは違って、本物素材を瞬間冷凍したものばかりなので、料亭や割烹で食べるお茶漬けに勝るとも劣らないお茶漬けです。(少し控えめでしたが、本当は料亭よりおいしいと自分では思っています。笑)
かに、いくら、鮭、ほたて貝、たらこ・・と、おいしい素材がいっぱいの海鮮茶漬けをリーズナブルな価格でお届けします。お中元にもお買い上げいただけるよう、価格も5種各一品をエンドユーザ価格3000円前後、5種各品ずつを5000円代で提供できるように頑張っています。通販業者様価格につきましても設定しておりますのでお問い合わせください。
もう少しで掲載できますので、ご期待ください!
感動をお届けする、さかなだマートの海鮮茶漬けをとびっきりの美味しさとリーズナブルな価格でお届けします!お中元、お歳暮に向けて取り扱いをご検討ください。

「ずわいがに出し茶漬け」、「銀聖鮭茶漬け」、「たらこと干物茶漬け」、「たこのタタキと梅干し出し茶漬け」、「ほたて貝柱昆布〆出し茶漬け」以上5種が開発した商材です。
2008年06月02日
先々月から京都の有次さんに依頼していた「マキリ」が出来上がってきました。細部の作りは有次さんが配慮をしてくださり、安全性、機能と完成度が高くなっています。柄も使う人の手の大きさに合わせることができるように、多少太く作ってくれています。細ければどうしようも無いのですが、太めだと後でどのようにでも削ることができるからです。
鋼の刃ですので、切れ味もよく、さっそく使ってみましたが、切れ味、使い勝手ともに文句なしのオリジナルな「マキリ」ができあがりました。
北海タコの胴と内臓を切り離すために、薄皮を切るのですが、鈍いマキリだと思うように仕事が進まなかったのですが、鋭利なので二度手間なく捌くことができました。鮭の頭を落としたり、タコの内臓捌きなど、マキリでないと能率的に仕事ができないシーンが多々ありますが、これで仕事が捗ります。
マキリは漁師が船上で使う包丁ですが、すべって海に落としても浮くようにできています。鋼で多少重くなりましたが、柄が少し太めに作ってくれてあるため、海に落としても浮きます。

2008年05月06日
真昆布を製品化しました。北海道は昆布が非常においしく沢山捕れます。今回の昆布は、今時分、間引きをするのですが、少し成長が遅い昆布ですので柔らかく、むしろサラダやツマに使い易いのです。価格も非常に安いものですから、業務店様に向けた新商品として開発してみました。
10年ほど前にサラダ昆布として北海道で始めて弊社が開発したのですが、普及化しましたので、製造を止めていましたが、このたび、半製品として新たに製造を始めました。
どのように使っていただきたいかと申しますと、刺し身のツマやサラダに入れるときに、当たり前のカットではなく、創造性が働かせることができるようにと開発したものです。例えば、型抜きで葉っぱの形にくり抜いて刺し身のツマにしたり、パスタのようにカットして洋食に使っていただいたり、また、昆布で魚を包んでセイロ蒸しや、蒸し焼きにも美味しく仕上がります。
斬新なところでは、タリアテッレ状にカットして、通常のタリアテッレと混ぜて緑、白のパスタを作り、魚介のソースで和えるのも面白いかと思います。トマトソースでもホワイトソースでも合うと思います。
昆布は健康に良く、旨味成分のもとのような素材ですので、主材料に旨味を添加することができます。巻いたり、カットしたり、すり潰してソースやとろろにしたりと、発想次第で自由に加工ができる商品に仕上げました。
浜から揚げてきてすぐにボイルして冷凍していますので、鮮度や風味は最高です。
少し腰が残る程度にボイルしていますので、少し硬いと思われるようでしたら、更にボイルしていただいても差し支えありません。
いろいろと創造力を働かせていただいて、おもしろい料理にチャレンジしてみてください。
2008年04月28日
自社開発商品のコーナーを新設しました。このコーナーは、自社で開発した商品ばかりを揃えたコーナーです。弊社の強みはなんといっても開発です。もともと水産加工メーカーは、飲食店様のために製品を作ってきたわけではありません。
弊社は飲食店に特化したサイトですので、可能であるわけです。今まで規格が違うから、使い難い魚だからと捨てられたり、漬物屋や、かまぼこ屋に極安で流れていた食材などもお使いいただけるように開発してまいりたいと思います。
形状を変えただけで使い易くなったり、オリジナリティを出せたりします。また、コストも削減できたりと、まだまだ食の世界は開発の余地があります。規格大国日本と呼ばれますが、規格をもっと自由にすることができれば、更に開発の余地が大きくなったりします。
飲食店様においても、もっと自由に創造した料理を作っていただければ、更に食の有効利用ができます。開発に携る者と使う側の連携を強くすればこれから訪れる食糧問題に少しでも対応できると思います。
食は文化です。、見た目、美味しさは絶対欠かせない条件ですので、そのあたりは落とさずに、より美味しいものを作るつもりで開発してまいりたいと思います。思いついたものを思いついたままにどんどんアップしていきますので、お目にかないましたら一度使ってみてください。そしてご意見やご提案などございましたら、お電話でもメールでも結構ですので、いただけましたらありがたく存じます。
美味しく、使い易く、そして資源の有効利用という視点で開発してまいりたいと思います。
2008年04月25日
社長日記ごぶさたしておりました。この数日、また商品開発に取り組んでおりました。海鮮丼300種を目標として掲げておりましたが、再開しています。それに伴って、業務用商材の開発にも本腰をあげてゆきたいと、こちらのほうも推進し、まずは一品開発していました。
目指すは弊社にしか無い、飲食店様に魅力なる商品作りです。簡単なものから、難しいものまで、とにかくいくつも開発してまいりますので、お目にかないましたら使ってみてください。私たちもテスト、テストを繰り返し、行動最優先で数多く作ってまいります。サイト内にも新商品コーナーを設置する予定です。
創作することは私の得意な分野で、飲食店の指揮をとっておりました頃は、毎日5品の創作料理を作ることを課し、一年間続けたこともあります。そんな経験から、水産業でも飲食店様に役に立つ食材を作りたいと始めた次第です。コストだけではなく、オリジナリティを演出できるようなものを作りたいと考えています。数日内に一品掲載させていただきますので、ご覧いただければと思います。
難しい経済状況に有りますので、安価でオリジナリティ溢れる商品作りがコンセプトです。
商品開発に力を入れることを始めるにあたって、以前とは違う視点を持ちたい、いや、持たなければいけないと感じることが自分の中で膨らんでいます。時代でしょうか、地球のメカニズムから生まれる必要性からでしょうか・・。食の仕事も何か今までとは違う大きな視点を求められているように思えてならないのです。
たとえば、地球人口増加が急激に進み、資源不足による食の視点からの必要性。北海道の浜も魚不足が顕著に現れています。このままでは本当に魚全てが高級魚になったり、手に入らない種類が急増する時代もそう遠くないように思えるのです。
今までの、認知度の高い食材から組み立てる食品開発ではなく、美味しい部位なのにイメージが悪いと捨てられているもの、過去の習慣から逸脱しないがゆえに価値が無いと決め付けられているもの、または素材自体に魅力は無いが、技術によって美味しく変えることができるものなど、みなさまに受け入れられ易いように考えながら開発をすることが大切な課題の一つとして浮上しています。
現在までは、美味しい、安いという視点で海外からも食文化をどんどん輸入してきた時代でした。そんなネタも無くなりつつある時代になり、国内で生み出す技術やクリエイティブな視点が大きく求められているような気がします。
しかしながら、近年は情報に頼りすぎて、創作したり智慧を出す風土が薄れており、創り出せる職人も少なくなってしまいました。私たちの会社では、包丁という原点に戻り、大量生産から、内容性、質的価値に重点を置いています。大量に生産するために数千万円、数億円というラインをむやみに組むような時代ではないと考えているのです。

今取りざたされている安全・安心・ヘルシーという点においても、まだ深く考察する余地が大きいと思っています。資源不足と安心安全の追求は大きな矛盾を抱腹しており。両者の問題は単純ではなく、どう両立させるのかを深く考察することが大切であると考えています。
いろいろと課題はありますが、日本を、地球を俯瞰して見れば、10年先が見えるような気がします。これからの時代に必要とされる技術、必要とされる知識、必要とされる創作を進めてゆき、必要とされる会社となれるように頑張ってまいりたいと思います。
私は自分が思ったり感じたりすることを歪めず思いのままに社員たちに伝えます。そして決して安易に話していることではなく、自分の子供にも同じことを伝えるのです。むしろ、子供に話すことを社員に話すと言えます。
「最近は技術者がいないので、お前(息子)が料理人になりたいと思う事は素晴らしいことだと思う。10年後には必ず大きく必要とされる時代になるからね。ただし単に美味しい、安いではなくて、食糧事情、安全を考えた商品を作れないとだめだよ」と。技術を失うことは、食の原理原則、本質を失うことにも繋がりかねません。日本人の最も得意とすることは、やはり技術開発であると考えているのです。
余談ですが、小学2年からご飯炊きが好きで、小学3年の時に、「僕は料理人になりたい」と言っていた息子ですが、私は、大人になるまでわからないと、進路を聞いたことも無かったのですが、高校生になる今も料理人を目指しているようです。
さて、頑張って飲食店様を応援してゆけるような食材を創ります!
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
2008年04月06日
本州のほうでは桜が満開でしょうか。北海道は5月GW中くらいが見ごろです。五稜郭、松前城あたりが桜のメッカになっており、毎年ゴールデンウイークには人でいっぱいになります。
天気が良いことを祈っています。最近弊社では、匠探訪というサイトをオープンしました。このサイトは、北海道の極上の魚のみ集めて販売するエンドユーザー向けサイトです。同じサクラマスの中でも選りすぐりのピンの魚だけを集めたサイトです。なかなか数はまとまらないのですが、予約をいただきましたら、卸も考えさせていただきますので、「お問い合わせ」から問い合わせください。
http://www.takumitanbo.net/index.html
さて、先日、マキリの話をしましたが、あれから京都の有次さんに電話して作っていただくことになりました。鋼入りのマキリで、一ヶ月くらいで出来上がるとのことです。有次の大将には以前、京都の店で包丁の研ぎ方を教えてもらったことがあり、イカ裂き包丁の時にもお世話になっています。その時は腸裂き包丁を送っていただいたのですが、これがぴったり重宝しています。
マキリにも微妙に形状の差があり、使い勝手の良いマキリと使い難い形状があるのです。長さも微妙に違い、使っていてしっくり来る形状で作ってもらうことにしました。今まで打ってきた包丁で代用できないかと探してくれたのですが、無いようで、結局打ってもらうことになりました。
漁師が使うマキリを打ってまで作ってもらうことは一見意味の無いように思われるかもしれませんが、200本の鮭を捌く時、やはり切れないと握力が効かず、すべって手を切ってしまうのです。
アゴからマキリを入れ、エラに添って切り、返す包丁で腹を切り、マキリを持ったまま内臓を取り出し腎臓に切り目を入れ、腹を洗います。この間、マキリを一度も離すことはありません。
切れの良い包丁は倍速くさばけます。
2008年03月27日
今日は、さくらますの身を大きなルーペを使って研究していました。ハラスのあたりから、どこまで刺しが入っているのか調べていたのです。目利きと、実際細胞レベルで検証を得たものが一致するかを調べていました。まず、目利きでサクラマスの選別をします。大きなサイズの中にも個体差があり、少し細長いもの、太ったものとさまざまですので、実験の目的は、ラウンドの断面を調べ、個体差があるその差による脂の載り具合はどうなのか、大きなものと小さなものでは脂の載りが違うのかという2点が主です。
その前にお伝えしておかなければいけないのですが、一般的な目利きとしては、大きなもの、丸みを帯びたもの、おなかの白い部分が広いものなど、外観で見分けるのですが、私たちが毎日数十本捌いている経験から、一概に魚が細いから脂の載りが良くないとは断定できないのです。
やけに細長いなと思っていても実際刺し身にしてみると、刺しがびっしり入っているものもあります。ただ、ここではあくまでも目利きの目安としてお伝えしたいと思います。
3kgオーバーサイズと、2kgのさくらますを調べてみました。3kgのサイズは大きく丸かったものを、脂の載りは最高であると捉え1本選びました。同じように2kgサイズを選びましたが、こちらは2本候補にあげました。と言うのも、おなかに包丁を入れたときの切り口の白さが違うので、断面を見てみたかったからです。

脂の塊のような切り口と、少し赤身が入った白と赤が同割りくらいのものです。結果は私たちがこちらのほうが良いとしていた、白い脂の塊が入ったものが、背に及ぶまで刺しが入っていたのです。今度は2kgの良いほうと、3kgオーバーサイズを比べてみました。
3kgオーバーサイズのほうは、赤と白が同割くらい混ざったものでした。(数が少ないので選別の対象が少なく、ベストと言われるものが無かった)が若干脂の載りが少なく、赤と白が同割くらい入ったものです。
結果は、2kgのサイズのほうが全体に脂が刺していました。単なる脂の載り具合だけで見るならば、今回は2kgサイズの切り口が白い面積が多いサクラマスでした。これは、大きくても小さくても、切り口に白い部分が多いものほど、全体に脂が載っていると判断しても良いかと思われます。
ただし、大きなサイズは、トロ、中トロの部分を同じ厚さに切ったとき、腹の身の厚みがあるので、口に入る脂の量が変わります。同じ脂の載りであるならば、大きなもののほうが有利です。お刺し身は身の硬さで厚みを切り分けたりしますので、サクラマスのような柔らかい身の魚は薄く切ることはできません。
同じ厚さに切るものですから、腹の身の厚いサクラマスに軍配が上がるということです。腹から背にかけて、ハロゲンの光を当てながら大きなルーペで検査しました。刺しが入っていない、背骨のまわりの肉は透き通っていることもわかりました。
決して大きさや外観だけでは絶対とは言えず、おなかに切り口を入れるまでわからないのですが、だいたいは、体の厚みがあり、丸みがあるものに良いものが多いこと。そして切り口に脂の塊があるほど体全体に刺しが入っていることもわかりました。また違う視点で実験してみたいと思います。
※何度かこの実験を行なった結果のレポートです。
2008年03月25日
今、フィレを作っているタラの釣り針です。はずすことが出来なくて、テグスで切断したものがタラについていたりします。包丁で捌くので、包丁に金属が当たるのですが、これがやっかいで、刃が小さい刃こぼれをしてしまうときがあるんですね。
写真ではわかり難いですが、針のカーブしたところでひねってあり、針が外れにくいようになっています。糸は、ナイロンを編んだ糸で、20kgの真ダラでも切れない丈夫さです。かかった針も曲がっていないので、少々の負荷がかかっても曲がらないように丈夫に作られています。漁具は、プロの仕事用道具なので、やはり頑丈に作られていますね。まあ、生活がかかっているので当然と言えば当然なんですが。私たちの包丁と同じです。多少の骨を断ち切っても刃こぼれしないような道具を選んでいます。
包丁と言えば、漁師が使うマキリ、これが使い勝手がいいんですよ。軽くて持ちやすく、手から離さないで一連の作業が出来るもんですから、非常に作業効率がいいんですね。友達の漁師が遠洋のことを話していましたが、鮭を船上で捌くので、いちいち包丁を置いたり持ったりすることができないらしく、これ(マキリ)が一番いいんだって言っていました。
遠洋から帰ってくる頃には木の柄に指の型にへこんでいるそうです。それがまた握る手に安定感をもたらして、使えば使うほどに手に馴染み、魚を早く捌けるそうです。今、私は包丁鍛冶に依頼して、良い鋼材と焼きが入った私たち用にカスタムを作ってもらおうと考えています。特に使い勝手がいいなと思うのは、鮭などの頭を落とすときです。アゴからエラに添って、一太刀で、身にロスが無く卸せるものですから、非常に仕事が速いのですね。
ただ、唯一の問題は、やはり漁具なので、安価に作られていて、切れ味がもうひとつ鈍いものですから、包丁鍛冶に依頼しようと考えています。マキリにもメーカーによって、長さや、刃の形状が微妙に違うので、設計は私たちがするつもりです。
遠洋の話は興味ある話が多いので、またゆっくり書きますね。ホームシックの話や、お風呂に一ヶ月も入れなかった時代があったとか、逞しい漁師の物語です。この話で何冊も本を書けるんじゃないかって思います。また、実際私たちも信じられない事が起きたりするらしくて、事実は小説より奇なりという言葉がありますが、まさにその言葉が脳裏に浮かぶくらいです。
肝心な事が抜けていましたが、真だら、今が安くて身も美味しいですよ。

真ダラの釣り漁に使う釣り針
2008年03月06日
北海道は少しですが、寒さも和らいできたように思います。今日は、えぞあわびの特大サイズが入手できましたので、撮影に専念しておりました。えぞあわびの大きなものは珍しいのですが、今回は200g以上280gまでのサイズが数個入り、ご予約いただいておりましたお客様に提供しました。
さて、ただ今噴火湾ではホタテ貝のトン出し(トン単位で出荷するのでこの名前がつきました。)が始まっています。今年は少し成長が遅く、例年に比べると1週間から10日くらい遅れています。現在は活で1kgあたり9枚かかるか掛からないかというところです。あと1週間から10日くらいしましたら、ランも成長してくると思います。
ランの活用の仕方ですが、ピンクと白があり、ピンクはウニのような香りがして特に好まれます。白は少し粘り気があります。個人的にはピンク(メス)のほうが好きで、貝柱をスライスして、その上にピューレ状にしたピンクのランをかけて、刺身やカルパッチョにします。柱の刺身の下に真昆布を水で戻したものを敷くとより美味しいですね。
ランは火を通しても良いのですが、活なら、生で一度召し上がっていただきたいところです。今日は社員とどこの部分が一番おいしく思うか話していましたが、柱、ひも、ランと、いずれも甲乙つけがたいのですが、ヒモと言う人が多数を締めました。実際、漁師たちも一番好むのは、ヒモの部分なんですよ。もしくは1年貝(5〜6cmくらい)です。ほたて貝は小さいほど甘みが強いからです。海からあげてきたら、その場で貝を開いておやつのように食べています。
まだ石油ストーブを使っていますので、ストーブの上で生きた貝を焼きながら仕事をします。なんとも自然な光景ですが、こんな風景が漁師町だと思います。
プロの方々が好まれる部分と、漁師が好む部分が違ったりもするのですよ。北海たこなどもそうですが、漁師が一番好むのは頭(本来は胴)の部分で、この部位をさっと焼いたり、ボイルすると甘みが出るからです。たこしゃぶなども、この部位ですれば面白いのですがね。しかも安価です。スライサーにかけるときし麺のようになりますので、どなたか活用の仕方を考えてみてください。
今日撮影したえぞあわびの特大サイズの写真を掲載しておきます。

洗い後のえぞあわびです。硬いので塩洗いはしません。お要り用の方はお問い合わせください。サイズは200g〜250gです。数個ですと、およそ一週間から10日くらいで入手できます。
2008年02月25日
さくらますが順調に揚がっています
飲食店様は3月から4月にかけての時期が繁忙期です。そろそろメニュー作成に忙しくされていることと思います。桜の季節になりますと、必ず忙しくなるのがサクラマスのフィレ作りです。特に桜のシーズは売れゆきが良いらしく、毎年私どもで仕入れていただいているお客様も増えてまいりました。
改めて、なぜここ(函館から噴火湾)のさくらますが美味しいのか、説明させていただきたいと思います。
さくらますは、夏はオホーツクに北上して過ごします。そして水温が低くなるにつれて南下し、津軽海峡あたりで越冬します。函館近辺ですけそうだらの稚魚をたっぷり食べたサクラマスは、水温が低いのと、生まれた川へ北上する準備のために体力を蓄え、脂肪も一段とのります。
1月から3月にかけて動き始めますが、漁期は5月くらいまでです。生まれた川に上がるため、サクラマスが動きはじめる頃に一本釣りで漁をします。一本釣りは、網漁に比べて傷がつき難く、鮮度も良い漁法で、うろこ落ちもほとんどありません。
脂をたっぷり蓄え、水温がまだ低いこの2月から3月に捕れるサクラマスが最高に美味しいのです。
現在、桜の季節に提供するためのフィレ作りを行なっております。ご注文いただきましたら、お作りしますので、ご連絡ください。飲食店での提供の仕方は、ルイベ、刺身、焼きに良いでしょう。フィレにして真空包装し、瞬間冷凍にかけますので、解凍後もほとんどドリップが流出せず、極上のサクラマスを提供できることと思います。ぜひ一度お使いください。その良さが実感できます。
1年のうち、2月、3月が品質の良いサクラマスを作るチャンスです。お勧めします。
2008年01月19日
北海たこ・今後の1世紀
2月の北海たこが始まります。北海たこは、毎年2月と5月が買い時です。まとめて購入を予定しておられる方はお問い合わせください。価格的にはこの時期がチャンスです。量により見積もりを作成させていただきます。2月は夏場より入札期間が短いので、お急ぎください。
今年から大きな時代の変化が起きます。すでに兆候が随所で見えています。経済の後退も正式発表されました。サブプライムローン、それに伴う金融機関の引き締め、ドルから石油へ投機が集中し、エネルギー資源の高騰。そして物流費の高騰、物価への反映と段階を経て、目に見える形で消費者に実感されてきます。すでに物価指数などの指標に表れてきています。
客単価の低下も経済事情を如実に表しています。しかし、本格的な景気悪化はこれからが本番です。日本企業は3月決算において、明確な数字が出てきます。その数字が実生活において危機意識として実感されるのは5月くらいからだと思います。政府も景気の後退宣言をしました。これからの新時代70年のスタートがきられました。しかしながら、混沌とした時代が過ぎたので、むしろ私たちにとってはやるべきことが明確になり、やりやすくなります。キーワードは地球の資源、環境回復です。価値感も変わるでしょう。経済は縮小経済、循環経済、がキーワードです。
少し長い目で眺めれば、「サスティナビリティ」という視点で高度なバランスが必要とされる時代です。個人的には好きな時代になります。「環境」、「社会」、「経済」の連鎖を認識した上で経済のあり方が問われます。複雑連鎖の仕組みを理解してひとつひとつの行動を組み立てることになります。簡単に言えば、環境があり、その中に社会ができて、経済があるという考え方です。経済のみ考えて経済を作り上げるのではなく、社会のみを考えて社会を作り上げるのでもありません。関連性を考えた上で組み立てていくということです。
今、大きな問題としてとりざたされているのは環境、資源です。社会や経済の前に環境改善から考えないといくら高度な社会、経済を作り上げてもなにもならないということです。
飲食店の倒産が目立っていますが、明確なビジョンのもと、運営してゆくことが大切だと思います。ただ美味しいから、ただ安いから、ただ変わっているからというコンセプトだと取り残されるかもしれません。今後1世紀の日本のビジョンのもと、経済もあるべきだと思います。環境に良い、資源を大切にした・・など、地球規模での思考が必要な時代になりました。環境や地球に、人にやさしい企業が大切にされる時代です。フード業界から何ができるのかを考えて私たちも成長してまいりたいと思います。
2008年01月10日
今年の抱負
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年は、北海たこの販売と、やなぎたこ、まぐろに力を入れて皆様にご案内させていただきたいと思います。柳タコとは、水たこの小さいものです。アフリカ産のたこが資源不足から年々少なくなっており、近年では安心安全な、北海たこに注目が集まるようになってきました。明石たこがメインの関西からも引き合いが増えております。
昔は、北海たこと申しますと、中までかっちりボイルしたものが定番でしたが、弊社は早くから中を生のままに、さっとボイルしたものを作ってまいりました。最近は非常に人気が上がってきており、毎年増産しても在庫が尽きてしまうほどになりました。
今年からは、やなぎたこという一回り小さなタコの扱いを始める予定です。大、中サイズと扱ってきましたが、小サイズのラインナップが増えることになります。漁が始まりましたらお知らせいたします。
また、噴火湾近辺は本まぐろも捕れます。北のまぐろでは、津軽、松前、そして噴火湾が有名です。北のまぐろは黒潮と、対馬海流に乗って北上してきたもので、函館近辺に入ると、おいしいイカを食べて深い海域にいるマグロが最上とされています。ぜひご案内したいと思います。
春に向かって、さくらますや、ますのすけ(近海物キングサーモン)などもやってきます。また、2月後半からは、2年物ホタテ貝が始まります。どうぞご期待ください。
今年もさかなだマートは目新しい情報をまじえて、良いものを皆様にどんどんご提案してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2007年12月31日
皆さま、2007年も本当にお世話になりました。心から感謝いたしております。ありがとうございました。北海道の今日は雪です。一面真っ白になり、今年をまっさらにしてまた来年新しい年を迎える準備をしているようです。
さきほどまでスタッフのみなさんと、今年、自分たちができたことを語りあっていました。この日は、反省はいらないと心から思うからです。それだけみんなも一生懸命がんばったのだと自負できる仕事をしてこれたと思っています。来年は反省を交えて、昨日の自分より、今日の自分、今日の自分より明日の自分へと歩きたいと思いますが、この日だけは自分たちがどれだけ成長したことを確認して、お客様に感謝するとともに、スタッフたちもよく頑張ったことを讃えたいと思います。
そして来年もみなさま、スタッフの人たち、全員にとって良い年になりますよう心からお祈りをして さかなだマートは2007年を閉じたいと思います。
ありがとうございました。
2007年12月09日
申し訳ございません・・。評判!なかむら屋の放送日ですが、12月7日と書いていましたが、17日の間違いでした。わざわざ観ていただいた方、ほんとにすみません。17日です。(_
_)
2007年12月08日
12月に入りました。忘年会、クリスマス、お正月と大きなイベントの準備に大忙しだと思います。インフルエンザが流行の兆しを見せていますので気をつけてください。ソ連A型で免疫が無いそうなので、うがい、手洗いをしっかり行いましょう。顔も洗うといいらしいですよ。
さて、もう来年の話ですが、来年はマグロと柳たこに力を入れようと思っています。アフリカ産のたこが年々減少しており、北海道のやなぎたこに目が向いています。種はミズダコで、4kg前後の大きさのタコです。北海たこも年々人気が上がってきていますので、大サイズ、中サイズ、小サイズとラインナップを揃えるつもりです。価格は中サイズより少し安くなりそうです。タコは当社のメイン商材ですので、良いものができます。
マグロは函館の戸井で有名ですが、噴火湾でも揚がります。昨年何度かマグロを作ってみましたが、しばらくはまだ試行錯誤しそうですので、後半には製品化できるように頑張ってみたいと思います。また、もう一点挑戦してみたいものがあるのですが、こちらのほうはもう少し目処が立ってから公表することにします。
日々、新しいものに挑戦し、創造していくことが私たちの使命です。一見ネタ尽きのように思われても、時代は動いています。そして時代が動くとそれにつれて必要なものも変わってきます。いつまでもお客様が必要とするものを作り続けたいと思っています。
2007年11月25日
「評判!なかむら屋」放送日
関西朝日放送の「評判!なかむら屋」で、当社出演の放送が間近です。11月26日に放送されますので、ご覧になってくださいね。12月7日にも放送があります。 11月26日は、「昆布締めいくらのしょうゆ漬け」、12月7日は、「函館海鮮寄せ鍋」が放送されます。僕が直接料理しているシーンも出てきますよ。
12月7日の放送では、朝日放送から創作料理を作ってほしいとのことで、女優さんに函館朝市で材料を選んでもらって、その食材で創作料理を作るというシーンがあります。メニューは、「タラバガニのぼりぼりきのこの詰めオーブン焼き」、「函館イカのリゾット詰め、トマトソース煮」、「根ほっけのじゃがいも包み焼き」です。どれもオリジナルで、名前もオリジナルです。
実は、最初つけたメニュー名は少し違ったんですよ。っていうのは、これじゃあ消費者がどんな料理かわからないと思うんです・・。って言われちゃったので、変更したんです。笑 で、最初のネーミングはと言いますと、根ほっけは同じなんですが、あとの二品が、「函館イカのリゾット詰めハイヒール風」、「たらばがにの詰め物、船大工風」だったんです。
ハイヒールは、イタリアの地形がハイヒールに似ていることと、函館のある道南の地形もハイヒール・・とまではいきませんが(どちらかというと長靴)、まあ、イタリアと日本の融合ということでつけたんです。 たらばがにの船大工というのは、最初、ぼりぼりきのこと、ハーブを添えて、イアリア料理のカルトッチョという包み焼きにしようかと考えたのですが・・。たらばがにの殻が焼ける香りをつけたくて、たらばがにの足の上部を縦断するようにハサミでカットして、殻の中にぼりぼりきのことハーブを詰めてオリジナルで仕上げたんです。その時にカットして細工する様が大工さんの仕事のように感じたからなんです。
まあ、確かにわからないよね。笑 放送時間は7分あるんだけど、料理説明する時間が無いそうなので、名前である程度わかるようにしてほしかったんでしょう。 まあ、なにはともあれ、撮影は良好だったようですので、関西にお住まいのみなさん観てくださいね。
あ、そうそう。最近、イオンのコマーシャルで石狩鍋セットが放送されていますが、それも当社の商品なんですよ。みなさん、食べてみてくださいね。
2007年11月16日
燃料がとうとう155円にまで上がることになりました。サブプライムローン、USドルへの不安、投機筋と全て関連して世界的に原油が上昇しています。世界にはまだ100年分の原油があると言われていますが、少し加熱気味ですね。しばらく神経質な相場が続きそうです。
来年、北海道でサミットが開かれます。洞爺湖のホテルですが、このホテルはミッシェル・ブラスのレストランが入っています。私が20年前に出会った尊敬していた天才料理人ですが、まさか私たちの住む噴火湾に出店されるとは思ってもみませんでした。豊かな自然があるところにしか出店しないと言っていましたが、彼にとってもこの地は気にいったのでしょう。当時ミッシェル・ブラスとの出会いで親近感を持ったのは、彼は誰にも師事を受けていないということでした。おかあさんの料理が見本だったと言います。自らの感性で料理を作ってきたのでしょう。枠に捉われない料理が彼の料理ではないかと想像しています。
実は来年早々に彼のレストランを予約しました。近頃は私も他のレストランやホテルに行かず、自ら感じたものを自由な発想で料理にしていますが、彼の料理だけは一度食べてみたいと思うのです。本人の料理を食べることが出来るのかわかりませんが、おおまかな感覚はわかることと思います。三ツ星クラスともなると、一任する料理人も厳選するだろうからと信じているからです。料理を見ると、その料理人の性格や感性がわかります。素材をどう料理したかったのか?なにを引き出したかったのか?素材を見抜く目や、お客様に喜んでいただく気持ちなど、沢山の気持ちや技術が一皿に盛られているからです。
料理は計算、芸術、技術だと思います。一流になるには論理的な思考と芸術的感性の両面を持ち合わせていなければなりません。たくさんの知識や経験も必要になります。 彼は常にコンピューターを持ち歩いていて、魚のデータや、料理データを記録しているようです。素材を使った日、どこで捕れたものか、どう料理してどう仕上がったのか、etc もちろん偶然の産物ということもあるのですが、やはりその理由を読み解かないと安定して料理を作り続けることができないからです。また彼の料理哲学も評判です。まるで研究者や哲学者のように料理を考える知的な方なのでしょうね。 レストランを訪れることが楽しみです。
2007年11月02日
原油の高騰や、原材料偽装、賞味期限切れ偽装など、食品業界には大きな問題が発生しております。原油の高騰は年内いっぱいは影響ないでしょうが、来年には確実に影響が現れてきます。特に中小企業にとっては非常に難関となりそうです。昔から原油の高騰は、資源不足からというより、金融筋のマネーの影響が多く。実質価格より情報価格とでも言いますか、投機マネーです。
いか釣り漁船の操業にも一日ドラムカン一本燃料が消費されます。漁船の燃料高騰による魚の値上がり、物流費の値上がりなど、水産業界にも影を落とします。物価が少し心配ですね。過去、日本はオイルショック、円高、バブルなど、さまざまな窮地を乗り越えてきました。みなさまも智恵を出して頑張っていただきたいところです。
食品業界に産地偽装事件や、賞味期限偽装事件などが多発しております。外部規範に急激な変化が生じています。今一度社内の内部規範や品質管理をチェックして偽装やミスが無いよう万全に整えてください。こういった偽装事件にとどまらず、外部規範が大きく変化するときは、内部の体制の歩調を追いつかせることが大切です。さまざまな要因があり、なかなか困難なときもありますが、変化の速い時代です。がんばって安心・安全な商品を提供してほしいと思います。
さまざまな問題が起きてきますが、今に始まったことではありません。今を支えている先人たちもその時代時代に同じような重さの危機を乗り越えてこられました。いたずらに危機意識をあおらず、情報の真偽を確かめ、冷静に対応策を考え、確実に問題解決に向かって実行していくことが大切だと思います。
また情報の精度を見極めると同時に、情報の氾濫による誤報、誤認識などにより、社内に混乱を招き、ストレスにさらされる機会も多くなることが予想されます。対応策とマネージメントの強化にも努めるようにしてください。
北海道の水産品につきましては、より多くの確かな情報を提供できるように、現場からみなさまの援護をさせていただきたいと思います。
2007年10月28日
北海道の海産物状況
昨年、イクラが高騰しました。特に北海道産は重なる悪条件の中で、各メーカーとも在庫を抱えることができるコストでは無いと判断したからです。そして今年、メーカーが在庫を持たない状態でスタートした上に水揚げが前年比17%減となったこと、大型5年魚が少なく目回りが少なくなったなどの原因で、更にコストが高くなっています。今後どうなるのか予想はつきませんが、少なくとも今年は2〜3年前の価格にて提供できることは無さそうです。相場には連鎖、複合的な要素が強く、海外相場や道産の昨年の在庫量、鮭の成熟の遅れや来遊の遅れにより、走りが高くなるなどで、大きく影響を受けます。
来年引き続き北海たこの需要が高まりそうです。アフリカ産のタコがかつての8万トンから2万5000トン程度の量に減っているからです。生冷凍の需要が高く、従来はアフリカ産原料のタコを使っていた、本州加工筋が蒸しダコを作るための原料として買いに入っています。しかし北海道原料も年々水揚げが少なくなっており、世界的なタコ不足は益々続く見通しです。
ここ数年、北海道産が全般的に水揚げ量が少なくなり、安心・安全な国内産という潮流とは逆に資源は減少しています。
さて、11月に入ろうとしています。秋から冬は北海道の季節です。当社もお客様の支持をいただき、年々忙しくなっています。今年は、本社から調理スタッフが応援に来ていて活気に満ちた工場となっております。冬に向けて鍋商材の加工が忙しく、鮭、かに、いかなど、仕込みに大忙しです。加工は当社の一番の強みとするところで、たくさんの要望をいただきます。多くのラインを作ることは作業が大変になるのですが、原料出荷としての北海道を脱するため、労を惜しまず工夫していかなければいけない時であると考えています。北海道内が物作りに強くなることが私たちの理想です。頑張ってどんどん行動に移してまいりたいと思います。
2007年10月27日
黒まぐろ解体をアップした日付を見てびっくりしました。ほんの数日前にアップしたものと思っていたのですが、もう12日も前になるんですね。いやあ。時間が経つのが速い一年です。年末を控え、今年は例年より沢山のことに集中しているので、あっという間に時間が経ちます。 でも、時間を忘れるほど何かに集中できることっていいことだと感じます。何か目標に向かって一生懸命ってことなんでしょうね。
でも、四季を感じることは忘れていません。今、鹿部は紅葉真っ盛りです。休憩の時間、森を見ると日に日に赤やオレンジ、黄色が増えていることに気づきます。早ければこの時期雪が降るのですが、今年はどうでしょうね。
今、鮭をさばいています。一日に300kgくらい捌いていますが、そろそろ鮭の体表のぬめりが多くなる時期で、ブナというのですが、まだら模様があるのですぐわかります。鮭は、産卵のために川に上る時期が近づいてくると、体が変化します。オスのアゴは同じオスと戦うために、アゴが発達し、キバのような歯が出てきます。子孫を残すための戦いの準備をするのです。
昨日、鮭を捌きながら、みんなで考えていました。「どうして鮭は川に上る時期になると、ぬめりが強くなるのだろう?」
わたしたちのスタッフは、どうしてだろう?と考えることが大好きです。謎解きが好きなのですが、とにかく好奇心旺盛なんですよ。「うーん。産卵のときにメスに傷つけないため?」や、「川を上る際に石などで体が傷つかないためだろうか・・。」など、沢山の意見が出ました。インターネットで調べたところ、うろこの上を覆うように幕が出来るという仕組みはわかったのですが、なぜぬめりが出るのかまでわかりませんでした。
おそらく一番近いだろうという答えは「海水から淡水に入るので、海水と淡水の浸透圧の差で命を危険にさらさないようにではないんだろうか?」という理由です。カニやエビを〆るとき、氷水を使うことがあります。これは淡水により、急速に〆る方法で、鮮度が長持ちします。たとえばタコを水に入れて体表のぬめりを洗おうと思っても、次から次へとぬめりが出てきます。また鮮度が悪くなるとぬめりが多くなります。身を危険にさらされた時に出るのだろうと考えています。
魚を通じていろんなことを考えたり学んだりするうちに、ほんとうに自然の仕組みに驚かされます。海の生物はまだまだ発見さえされていない種がたくさんあると聞きますが、身近な魚でもまだまだ知らないことがあるので、いろんな発見や知識を学んでいきたいと思っています。
さかなだマートは、魚に興味が尽きない社長やスタッフたちが運営しています。
2007年10月14日
黒まぐろ解体
今日は40kg程度の黒まぐろを解体しました。

40kgのまぐろが凍り詰めになって持ち込まれる。

スケールは、1メートルのものです。

すご腕、鈴木氏が包丁を入れます。
時速60kで泳ぐまぐろの体は外側にも内側にも、その速度に耐えるだけの構造を持っています。グラスファイバーのように、FRPのように網目になった筋。硬いウロコの上をコーティングしたような様は、さしづめFRPコーティングのようです。
2007年10月13日
昨日、当社でテレビのロケがありました。函館の朝市で女優さんが好きな食材を買い、私がその食材を使ってアドリブで料理を作るというストーリーでした。ほっけ、たらばがに、じゃがいも、とうもろこし、真いか、エトセトラ。こちらは水産加工業なので、料理用の道具が足りず、少し往生したシーンもありましたが、結果はオ〜ライでした。
作った料理は、ほっけの開きを干したものの上に、じゃがいもをすり潰したものにハーブ、卵、とうもろこしなど、いろんなものを混ぜて載せて焼くという料理。そして活いかをつぼ抜きにして詰め物をしたもの、もう一品は、カニの足の中にハーブとボリボリきのこを詰めてオーブン焼きにしたものです。
腕試しのようなストーリーでしたがとても楽しく時間を過ごせました。技術者として、ついついディレクターの仕事やカメラマン、女優さん、アシスタントの仕事のほうに興味があり、さすがプロだなと関心ばかりしていました。好奇心旺盛な私ですので、ささいなしぐさにも目を奪われます。テレビ出演は何度かありますが、今回のように、朝6時から夜までびっしりのロケは始めてでした。でも、楽しいので時間が経つのが早かったですね。

朝市にて活いかを見ているところ。女優の岡村亜紀さん

じゃがいも、「北あかり」を買っているところ。「評判!なかむら屋収録」
2007年10月06日
お世話になっております。
鮭が全盛です。鹿部、羅臼とフィレをどんどん作っています。函館真いかも噴火湾の水平線に漁船が並ぶようになり、もっとも美味しい季節が始まりました。木直ではブリ、ふくらぎ、まぐろ、イカなども揚がっており活気づいています。北海道はやはり秋からですね。冬に向かっては真ダラも始まります。また、鹿部ではすけそうだらが始まりましたが、走りは好調です。浜市場の広場には枡がずらっと並び、今年の活況を物語っています。
鹿部のタラコは、水産に携る人なら誰でも知っているというくらい最もグレードの高いタラコが捕れます。すけそうだらが大漁になると、町が一気に活気づき、板金屋から建築、金融までみんな潤うのです。今年はいろんな魚が揚がらない年でしたが、この漁に期待したいところです。これから2月まで漁が続きます。
北海ダコの在庫が厳しくなってまいりました。昨年より30%程度在庫を増やしたのですが、次の仕込みまで持ちそうもございません。ご迷惑をおかけするかもしれませんがご容赦ください。
私たちもこれから年末に向けて大忙しです。冬の北海道は夏より暑いと感じるのは活気のせいですね。がんばってまいりたいと思います。今日は新入社員に包丁の使い方を教えていました。500kg程度の鮭なら、出刃一本で三枚卸にするのですが、百数十本の鮭を捌くとなると、一工程でも無駄があっては大きな時間のロスになります。いかに鮭を動かさずにフィレにおろし、背びれなど余分なものを切り落とせるのかが大事なんです。
また、鮭の品質にも関わることなので、無駄に触ったり、動かしたりしません。ほんのささいな移動も無いようによく考え、短時間で綺麗に捌けるように、包丁の切れ、刃の入れ方などを細かく指導します。こういった作業はひたすら数をこなし、よく考えながら行なうことが大事です。間違った工程や遣い方で癖になるとあとで修正することが大変なので、最初から完成度の高い卸し方に慣れていきます。
道具は私たちの魂で、精神面でも非常に大切なことです。武士が刀を大切にしたように、職人には包丁が命と言っても過言ではありません。錆びさせない、鏡面のように刃を綺麗に研ぎ、余分な力を入れなくても包丁が走るように、研ぎ澄まします。よく整えた包丁は、握った者を無心にさせます。さながら禅のようですが、その感覚は魚に刃を入れた者にしかわからないでしょう。
なんでもそうですが、よく整えた道具は、仕上がりが違い、使っていても疲れを感じさせません。良いものを作るには良い道具を選ぶことから教えています。道具を見ればその人の腕もわかるような気がします。
さあ、北海道はこれからです。気を入れて取り組んでまいりたいと思います。
2007年09月24日
ベビーホタテ貝について
以前からご要望が高かったベビーホタテ貝、片貝の販売を始めました。7cm〜8cmの一年貝です。小さいほど甘みが強いほたて貝ですが、上貝をはずすという手間が大変なので見送っていましたが、ご要望に応えて販売を開始させていただきました。小さくてもウロの部分を取り除くという細かい作業を行っております。
料理方法は解凍してすぐ使えます。ワイン蒸し、酒蒸し、ボイルしてサラダやオードブルに、また鍋に入れていただいても美味しく召し上がっていただけます。とても美味しく用途が広い片貝ですので是非一度使ってみてください。1kg袋に入っており、40枚前後です。
いやあ、今年も鮭が高そうですねえ。各メーカーとも在庫を持っていないので、まずは走りは在庫補充ですね。気温が高い日が続いていましたので、鮭も遅れています。たくさん来るといいんですけどね。
さて!鮭がやってきたらイクラと共に販売をはじめますのでご期待ください。
2007年09月09日
秋のぼたんえび漁
春・秋と行なわれる、ぼたんえび漁が9月2日より噴火湾で始まりました。始まってから時化が続いたり、台風などの影響で、相場は高めです。メスは1000円高で始まりました。秋は子持ちのメスがメインですが、少ないながらも1尾20g程のオスぼたんえびも揚がっています。活〆、活ぼたえびは、商談により購入いただくことにしました。航空便、陸送便と、さまざまな条件があることが理由です。冷凍ぼたんえびに関しましては、シーズン中盤頃にご案内できると思います。
2007年09月02日
北海道は朝夕涼しくなってまいりました。浜ではホッケ、ホッキ貝、平貝、丸貝などが揚がっています。北海たこは相場もぐんと上がり、先週まで続いたタコの加工も今年は完全終了です。タコが少なく十分な在庫を持てませんでしたが、なんとか来年2月までは大丈夫かと思います。次の北海たこの加工は2月です。夏のタコの活かし込みには注意が要ります。気温が高いので、水槽の水を冷やし、酸素も十分に与えないといけません。水温が上がるとタコは活発に動くので水槽の酸素消費量が増え、乳酸も増えます。
タコの天敵は乳酸です。水温を下げてタコの動きを抑えながら、静かにタコを回復させさせるのです。活〆のタコは身も引き締まり本当においしく仕上がります。その後の冷凍も極低温で素早く凍らせます。冷凍でありながら、鮮魚のような鮮度と身質なので年々人気が上がっている商品です。まだお使いになられていない方も一度使ってみてください。おすすめします。
活たこのご注文は来年2月までお休みさせていただきます。
そろそろボタンエビの漁が始まります。こちらも年々水揚げ量が減っている魚介のひとつです。今年の相場はどうなるのか気になるところです。活〆ぼたんえびを販売する予定です。ご期待ください。
近年、北海道では魚の水揚げ量の低下や漁期のずれ、例年やってこない魚が揚がったりと、数年でその様相が急変していることが頻繁にささやかれるようになってきました。こちらも気になるところです。気候が変わったことや、水温が変化して潮の流れが変わったことなど、さまざまな原因が持ち出されています。一刻も早く対策が求められるところですね。地球の人口が60年前と比べて3倍になったことなども大きな原因のひとつでしょう。いつまでも、この美味しい魚介を提供し続けることができるようにしたいものです。
欧米などは魚の需要が上がっているのですが、日本は魚離れしていると聞きます。関心を持たない人たちが多いのでしょうか,、また、豊富な水産資源があった意識が続いているのでしょうか、浜の現場にいるとよくわかるのですが、本当に少なくなっています。
沢山の課題を抱えた北海道ですが、人間の持つ英知を信じ、無理や犠牲のない対策に期待しています。水産関係の大学で勉強している若い方々にも大いなる志を持って社会に出てきてほしいものです。私たちもこの会社を成長させ、現在、そして将来地球に住む人たちのためにも尽力できることを目標に頑張っています。思うだけではいけない。考えるだけでは出来ない。考え、行動することが大切であることを実践してまいります。
犠牲を強いるような改善策や、短期的急激対策ではなく、自然に逆らわず、その個々が持つ特性を活かしながら相互作用、利益を生みながら、良い循環を生み出せるような、そんな長続きするような対策を考えたいところですね。分業化され、独自の権限と世界で動いてきた社会を飛び越えて、切断された輪を繋ぐことが求められると考えています。何が求められているのかを知り、そして他の世界を知ることだと思います。
私たちの浜でも衛生強化のため、大掛かりな工事が始まっていますが、安心、安全、衛生が叫ばれながら、資源を大切にすることが叫ばれています。この二面は相反することが多く、たくさんの資源を使って衛生を守っている側面もあります。
持続資源、持続経済、持続をフラッグシップに、技術大国日本に、新時代の新しい技術誕生にも期待したいですね。もちろん私たちも頑張ってまいります。
工場で魚を捌いたり、タコをボイルしていて、ふと気づくことがあります。大きな釜の前で作業をしていて、かなり熱いのです。熱いということはエネルギーが空気中に熱放散しているということなので、この熱を媒体の水に注ぐことができれば、エネルギー消費も抑えられ、工場や、厨房のキッチンも温度が上昇せず、尚且つ顧客へ素早く商品を提供できます。電磁調理器などはそのために開発されたものですが、ガスと併用しないと、それだけでは成り立ち難いのが現状です。オーブンや、ガスレンジ、加熱機器については、以前よりかなり進歩したのですが、いかんせんコストが高くつきすぎ、エネルギーを節約して相殺できず、エネルギーコストが抑えられる分で償却できない場合がほとんどです。飲食店の成功率、持続率は低いので、ほとんどの人が初期投資も抑えたいと考えるのです。
しかし、加熱機器などにだけに注目していると、限界が沢山あるのですが、少し視点を変えて鍋などの器具などを見るとその形状や材質に進化の可能性が沢山あるように見えます。ガスを逃がさない構造にしたり、表面積をもっと大きく取れるような底にしたり、蓋まで二重構造にして二重構造の中を熱を通して逃がさない工夫をしたりと、たくさんできるのではないかと感じます。経営の視点、技術者の使い勝手、そしてエネルギーの無駄な消費を抑えることが両立できるような改善を一般の飲食店レベルにまで標準化したいところです。
私たちは現在いる鹿部とは別に、函館に新工場を建てる計画をたてています。ここでは、ローコストでエネルギーを節約できる仕組みを作ることを考えています。エネルギーを無尽蔵に作ることが困難なので、まずは無駄な消費を抑え、そして経営的にもエネルギーコストが抑えられ、商品にそのコストが載らないようにすることが目的です。「循環」「併用」がキーワードです。なにか一つの問題を改善するとき、必ずと言って良いほど、その問題に関連する問題が浮上するものですから、広く視点を持って他の世界も見たいと思うのです。熱は上に上がります。もしかすると建物の形状にあるのかもしれません。
資源確保に翻弄していた時代から、資源を無駄に消費しない視点での市場競争を働かせる時代だと思います。エネルギーコストはどんどん高騰してきます。エネルギー消費を抑える環境にやさしい会社は支援され、コストも低く抑えることができ、繁栄すると言われる所以です。工夫してまいりましょう。
いつまでも健康的で美味しい魚を提供できることを願って。
2007年08月11日
夏季休業について
社長日記、しばらくごぶさたしておりました。15日まで夏季休業をいただいておりますので、出荷に追われていました。今年は北海タコのご注文が多く、在庫が持たないということで、一度終わったタコの仕込みですが、急遽入札を入れて仕込みが重なったためでもあります。連日朝から夜中まで出荷と仕込みに追われていました。
盆が明けるとタコの相場もぐんぐん上がりますので、この週が最後のチャンスだったんですよ。
メロンの出荷も好調です。年々ご注文が増える商品のひとつでもあります。盆前で価格が高騰しましたが、こちらはもとよりサービスで始めたものですので、原価割れしても出荷しております。
※16日から通常営業いたします。商品の受注は16日となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ファックス同報サービスについて
数年前からファックス同報サービスを行なっております。こちらは、ファックスでのメルマガと捉えていただければと思います。格安商品の情報などは、売り切れる場合などもございますので、毎日メールチェックできない方などに便利です。メール、商談ページ、ファックス、電話、いずれの方法でも結構ですので、下記必要事項を記入していただいてお申し込みください。
1.お客様の氏名(フリガナ)※必須
2.会社名※必須
3.お客様のファックス番号※必須
4.お電話番号※必須
5.会社郵便番号・ご住所※必須
6.メールアドレス
どうぞよろしくお願いいたします。
2007年07月28日
メロンが大幅に価格が下がってまいりました。今年は熟したメロンをラインナップに加え、格安にて販売しています。ジュースやスイーツ作りにいかがかと思います。ジュース用以外は、Bメロンと申しましてもほとんどA品と変わりありません。メロンの模様が少し規格からはずれているなどで、味や風味には全く差し支えないと言っていいでしょう。ぜひ使ってみてください。
2007年07月28日
ただいま通販に携る方のための海鮮丼を30種と、函館海鮮寄せ鍋を開発しています。私たちの開発はスリーステップ開発という、さかなだマート特有の方式に従って開発します。まずは、コンセプトを作り、リサーチを徹底して顧客にどのような商品が受け入れられるのか、いかに差別化を図るのかのみを条件として、コストも考えず、自由な発想のもとにブレインストーミングします。イメージ、味が満足できるものができ、おおむね出来上がったら、対象顧客に合わせて、量、コスト、安全性、パッケージを考えます。完成しましたら、数週間商品に触れず、思い込みなどを防ぐために、数週間後に作った商品を再検討し、客観的な視点で見直しを図る改善点を挙げて、完成させます。
実際はもっと沢山の審査項目がスリーステップにあるのですが、新商品ゆえ特に新しさを重点に置き、ブレインストーミングするのです。ただ想像するだけではなく、食材をテーブルの上に置き、よりイメージが結びつき易い環境のもとで行います。目の前に食材があると、「これとこれを組み合わせてみてはどうだろうか」など、色彩などもはっきりわかり、短時間で完成させやすいからです。あらゆる調味料も置き、出しなども、その場で開発してゆきます。偶然から想像もできなかったものが生まれることも多々あります。
近頃特に念頭に置くのは、無添加商品の開発です。本来私たちのほとんどの商材が添加物を使っておりませんが、中国の問題や、いまひとつ原因が定かでないアトピーなど、さまざまな問題が食に向けれらています。北海道でも食育という言葉がよく聞かれるようになりました。昔から医食同源と言われるように、健全な食が健康を促します。食に携る者としての大切な役割であると心得て取り組んでまいります。
地球の人口が増加の一途をたどり、食料が不足するのではないかと囁かれている現在、まったくの無添加で作ることは経済や食量事情とも相反することにもなりかねませんが、まずは出来ることから着実に行なってまいりたいと思います。困難なことも待ち構えていると思いますが、いつもチャレンジすることが私たちの日常的な当たり前の仕事と捉えています。
函館海鮮寄せ鍋もおもしろいものができそうです。隠し味や意外な北海道らしさを加えることにより、商品に深みができました。試食してみましたが、今までにない新しい発想が功を奏し、十分満足できるものに仕上がったと思います。現在は、頭を冷やすスリーステップ目ですが、その創造の熱が冷めないので、良い商品ができたのではないかと思っています。海鮮丼30種、函館海鮮寄せ鍋ともに完成しましたら、掲載たいと思います。
2007年07月19日
真昆布で有名な南茅部で行なわれた、ひろめ舟祭りです。場所は臼尻(うすじり)漁港で行なわれます。舟こぎ競争や漁火パレード、ひろめソーラン踊り、歌謡ショーなどが行なわれ、花火も上がります。

華やかに、きらびやかに、大漁旗と提灯で飾られた船はみんなを魅了します。

夜の水面に映った提灯の灯りが綺麗ですね。
2007年07月14日
ただいま秋・冬商材が活発に動いております。秋・冬は北海道の魚貝に注目が集まります。イクラ、鮭、かに、鍋商材、おせち用商材など、お歳暮やクリスマス、お正月など年末のイベントごと、ひとつひとつが大きな商機ですので、機会をはずすわけにはいきません。みなさまからカニについてのお問い合わせが多いのですが、ロシアの件があり、まだ私たちにもはっきりしたことが言えません。中には今年はカニを取り扱わないと決めておられるプロの方々もおられます。ここ数年で9割り近くがロシアのカニに頼っていたので、打撃も大きいですね。お問い合わせいただきました方々、今しばらくお待ちください。
さて、北海たこも終わり、次には函館産真イカの仕込みが控えております。まだ少し小さいのですが、今年は少し早めとの予想ですので、あと1ヶ月半もすれば始めることと思います。活イカを〆て刺身用に開いて、透明なうちに瞬間冷凍するのですが、コストも他と比べて割安なので、年々生産量が上がっている人気素材です。ご期待ください。
ただいま、通販商材用に、海鮮丼を100種ほど開発しております。最終的には30種ほどに絞り込んで商品化する予定です。8割は一般的な海鮮丼で、誰もが想像できる素材で作ろうと考えています。そして2割は遊び心を入れて、新しい素材、組み合わせに挑戦したいと思います。素材に手を抜かず、安価でおいしく、誰もが簡単に作れることをルールとして、想像を膨らませているところです。
今回は、さかなだマートでも卸販売しますので、ご期待ください。
先週から、商品、サービス、安全基準の総チェックを始めています。大きな仕込である北海タコも終わったので、しっかり総点検しておきたいと思います。もともと私たちの商品は、添加物をほとんど使わない製法で作ってまいりましたので、安全という観点ではまず問題が無いのですが、安心してしまうと事故が起こりやすくなりますので、気を引き締めるためでもあるんですよ。また、梅雨・夏と、商品に一番気をつけなければいけない時期ですので、徹底しておきます。
ここのところスタッフに特に話すのは、yesとnoをはっきりさせようということです。白か黒かをはっきりさせないと、曖昧というグレーゾーンが一番危ないと思うのですよ。お客様への曖昧な返事なども決して行なわないように気をつけています。自然が相手の仕事です。秋の鮭は大漁か、かには大丈夫なのか、イカの浜値はどうなのかなど、たくさんの質問をいただきますが、その時期にならないとわからないものです。昨年は、鮭が上がらない上に、最盛期直前に、大時化が来て定置網が流されたりしてダブルパンチを受けました。例年より激減し、その結果いくらが高騰しました。また、その前年は、大量のくらげが発生し、見事予想を裏切られたりもしました。
いやあ、ほんと自然には勝てません。自然は気まぐれです。人間の予想がつかない世界ですので、わからないことはわからないとはっきり言うことが大事だと考えています。近年は業者様も商材の手配を早め早めになっておりますので、早めの答えを欲しがられるのですが、結果ご迷惑をおかけしないように、はっきりしたお返事を心がけるようにしています。
ただし、そっけ無い言葉にならないようにだけ気をつけてまいりたいと思います。
2007年07月01日
しばらくしますと毎年恒例の格安メロンが始まります。今年も富良野メロンを扱います。年々この格安販売も好評をいただき、すでにご予約を多数いただいております。一月あまりという限定した期間での販売ですが、社内の社員様がお中元に使っていただいたりという使い方もあるようです。決して二流品ではなく、実もしっかりしたメロンですので、デザートなどにお使いいただけたらと思います。富良野メロンは、夕張の苗を富良野で栽培したメロンですが、日持ちが良く、夕張より扱いやすいメロンです。始まりましたらご案内いたします。
2007年06月20日
チェーン店や、大型店舗を運営されておられる業者様に、大ロット格安コーナーを設置しました。取引にあたっては、決済方法や、発送方法など、詳細を最終お電話にて確認させていただき、受注決定させていただきます。市場便などをご利用になられる場合、一般の運送費より安くなる場合がございます。(中継が入ると、安くならないケースもございます。)納品先により価格が変わりますので、別途見積もりを作成いたします。プロ対応のサイトですので、皆様のご希望の物流面なども、意欲的に応えてまいりたいと思います。お客様あっての当社を念頭に励んでまいりたいと思います。
2007年06月12日
当社レストラン部門のスタッフが、演出家 宮本亜門さん、雑誌ESQUIRE編集長 富川淳子さんをはじめとする審査員による、JETイタリアンワインエッセコンテストで最優秀作品賞を受賞しました。ワイン王国にも掲載される予定です。六本木ヒルズアリーナで授賞式があり、表彰式に参加させていただきました。
http://www.jetlc.co.jp/italiawineday/index.html
http://www.italiawine.jp/
さて、トップページに通販事業に携る方々のためのご案内を新たに設けさせていただきました。http://www.sakanadamart.net/siteinfo/tsuhangide.htmlさかなだマートの意気込みを感じていただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2007年06月09日
北海たこの落札も順調です。今年は例年に比べて少し底値が続いています。年々たこが少なくなっていますが、このあたりで相場も安定してほしいものです。4〜5年前に比べて3割ほど高い相場です。海外からの需要が多いことと、資源不足から上がっているのだろうと見ています。
湾は、今年すけそうだらから始まり、二年ほたて貝のトン出し、そしてほたて貝の耳吊りも終わり、漁師たちも漁具などの整備などをしています。次は真昆布で忙しくなりますが、しばらくは大きな漁がなく、少しゆったりしながら仕事が続きます。私たちもタコが終わると鮭、イカの季節までしばらく大きな仕込はなく、小魚の鮮魚出荷をしながら、倉庫整理、道具の手入れなど、忙しい時期には出来ない仕事をして、秋から冬にかけての繁忙期に備えます。
先日、ロシアからの活たらばがにの輸出禁止が噂されましたが、どうやら前面禁止にはならないようで、少し安心しています。しかし、ロシアの諸事情にもより、しばらくの価格高騰は避けられそうにありません。ずわいがにも高騰しています。
いやあ、北海道の資源もなかなか厳しいものがありますが、少し水産業も新しい道を探してゆかないといけない時代にきているのでしょうか、私たちは、新商品開発に力を入れています。資源が足りているときは原料出荷に力を入れることも良しですが、これからは何かを作り出すことが求められるのではないかと考えています。
時代は変わります。それとともに生活や仕事も変わっていきます。その時代の先端を走れるようになりたいといつも考えているのです。みなさんも、こんな商品があったら・・と思うことがあれば、さかなだマートにどんどん提案ください。「チャレンジ」これが、さかなだマートのカラーです。
リッツカールトンや、ディズニーランドなど、一流と呼ばれる企業に存在する、企業風土やスピリッツを持った企業として、自他ともに認められる存在となりたいですね。
2007年05月27日
北海道噴火湾は、たらこのメッカです。特に鹿部産は全国的に有名です。北海道の中でも群を抜いて品質が良いことで知られています。粒がきめ細かいことで有名になったたらこですが、このたびさかなだマートでも取り扱いたいと考えています。鹿部に居ながら、たらこについては取り扱いしないのですかと問い合わせが数多くございましたが、無添加の良いたらこが入手できましたので、ご案内したいと思います。
噴火湾は、たらこ、ほたて貝、北海たこ、真イカが有名で、漁もまとまって入ります。たらこが最後になりましたが、これで噴火湾の大きな商材がすべて揃うことになります。まずは無添加のたらこからのご紹介です。(無添加と無着色は違います。無着色でも添加物は入っている場合がありますのでご注意ください。)
さて、ただいま北海たこの水揚げが活況となってまいりました。価格も底値ですので、まとまって仕入れの場合は、見積もりをあげさせていただきます。 浜に揚がった活たこを水槽に入れ活かしこみ、元気になったところを捌き、瞬間冷凍したり、鮮魚でお届けします。
年々北海たこのスライスが人気上昇しており、一度使っていただいたお客様は、ほとんど継続してお使いになられます。冬場のしゃぶしゃぶに人気の北海たこスライスですが、夏場はさっと霜降り程度にボイルして冷水に落とし、野菜などを巻いて梅肉ソースで召し上がっていただきますとサッパリした前菜になります。カルパッチョにも最高の真価を発揮します。
さあ、私たちもこれからタコの捌きに大忙しです。特に今週、来週は北海たこだけで一日を費やす量です。(生きているので、タコと格闘なんですよ。終わったら腕がパンパンになります。)
2007年05月19日
さあ、近鉄百貨店の大北海道物産展が始まりました!当社レストランが運営する、クチーナコロボックルのデビューです!ブースは、イートインと、お持ち帰りのコーナーを設けました。近鉄百貨店さんも私たちに配慮してたくさんのスペースを設けてくれたり、いろいろとお世話してくれました。 これから一週間、たくさんの方にコロボックルを知っていただけたらと期待して頑張ります。

開店と同時に席が埋まりました。スタッフもわくわくです。料理長の斉藤氏は、前日から気合たっぷり。

あれよあれよとお客さんが来てくれ、行列ができるほど並んでくれました。いやあ・・。ありがたいです。どうやら人気のパスタは、たらばがにとズワイガニのパスタ、そしてウニとほたて貝のパスタのようです。

当社直営レストランの斉藤氏とアントリーニが腕をふるいます。この二人、ほんとに料理が大好きなんですよ。いやあ、見とれるくらいに軽快に料理をこなす姿は美しささえ感じます。

手際もよく、本当に息がぴったりの二人です。 お持ち帰りコーナーも忙しくなってきました。

社長(左)とアントリーニ(右) 当日は生パスタの機械も持ち込みました。
いやあ、こういうのって活気があっていいですねえ。お祭りが大好きな私は他の店も見たくてうろうろしていました。初日の17日と今日18日も大繁盛でした。17日から一週間行なわれる北海道物産展です。お近くの方は是非来てみてくださいね。
2007年04月03日
昔(20年前)はよく面棒でタリアテッレやフェトチーネ、ラビオリ、カネロニ、ラザニャなどの生パスタを手打ちで打っていました。相当数パスタが出るので、パスタの生地も2kg分くらいを伸ばしていたものです。その長さたるや、幅1mくらい長さ6〜7mくらいのカーテンのようになります。慣れないうちは、乾燥して半分くらいロスが出てしまったり、途中で切れたりで、相当な努力が必要でした。麺を初めて打たせてもらった次の日は、箸さえも持てないくらい手の平が痛くて辛かった思い出があります。
今は便利になりましたが、その時に培った職人魂は今も尚健在です。こだわるときは、とことんこだわり、中途半端な真似はしたくないんですよ。魂が入った料理は必ずお客さんに伝わると思います。いつまでも感動を与える料理を伝えてゆきたいものですね。
さて、鹿部は先週タコ箱が入りました。今は2年ほたて貝のトン出し(漁師がトン単位で出荷するため、この名前がついた。)が忙しいため、しばらく海に浸けておきます。そしてトン出しも終わる頃、タコ箱が揚げられるのです。その時はかなりなタコが揚がりますので、一時的に相場が安くなります。しばらくするとまた価格が上昇しますので、この時が私たちも入札のチャンスです。安い時に一気に買いを入れます。今年も頑張って良い入札をし、少しでも価格を抑える工夫をしてまいります。ご期待ください。
2007年03月25日
東京から車で北上し、青森から青函フェリーに乗り、夜中4時に浜へ戻ってまいりました。車で列島を北上したのですが、北へ上るたびに車載の外気温計がどんどん低くなって、函館に着いたらマイナス2度を示していました。夜中ということもあるのですが、雪が残っており、関東、関西との気温差に改めて驚いていました。
道は至るところで凍っており、アイスバーン状態のところもありました。いやあ、さすが北海道だと地元の私ではありますが、びっくりです。まだ着いたばかりで浜の詳しい状況を見ていません。しばらくしましたら、現場で感じる浜状況を改めて報告させていただきたいと思います。
お取引きいただいている皆様のところへご挨拶をと頑張りましたが、今回は、予期しないことが沢山あり、思うようにご挨拶にまわることができませんでした。こんなときは体が3つも4つもあればと思います。
今日は夕方、久しぶりに隣の露天風呂に入ってきました。なにもかも広く大きな風景や光景に長旅の疲れが一気に吹き飛び、活力を与えてくれました。改めて自然が人に与えてくれる力に驚かされます。こちらに戻って感じたことは、北海道では自分が居るためのスペースが非常に安価であることと、物価の安さです。函館に着いて、レストランへ食事に入ったのですが、その価格に改めて驚きました。目を疑うほどです。
自宅は持ち家ですが、広い土地でありながら、その安さと、広い家にも関わらず安価で作れたということから、都心で借りるスペースの高額さに驚愕です。「どうしてこれだけの(4畳半くらい)スペースを借りるのにこんなに高額なのかな。」とびっくりです。同じ金額で対比したとき、居住空間が数倍も違い、北海道は、部屋やお風呂の大きさに余りあるほどです。函館は所得平均がかなり低いのですが、物価の低さや、この居住空間の広さと大自然の恩恵とを考えたときに、果たして本当に低いのだろうかと考えさせられます。
都会のビル群やブリッジなどを見て、人の英知に感動します。そして北海道へ戻ったときには大自然の美や広大さに感動します。日本には、こう感じたいなと思ったときのほとんどが存在するのではないかと、その素晴らしさにまた驚いています。日本がふるさとであると捉えている私ですが、本当に素晴らしい国であると改めて感じた旅でした。昨年はサイト作りのため、ほとんど道外へ出ることがありませんでしたが、今年はどんどん外へ出て、行動の年にしたいと思います。
先日、札幌から一度こちらに来てくれないかと依頼がございました。数日して溜まっている仕事が片付いたら出かけてまいりたいと思います。札幌も久しぶり(3年ぶりくらいかな。)です。
さあ、新サイトももうすぐオープンです。浜の情報をどんどんアップしてまいります。
よろしくお願いします!
2007年03月18日
今年、冬から現在にかけての北海道は例年にない大荒れの日が続いており、魚も全般に高値です。ウニも非常に高値になっています。
私のほうは、関西は明日までとなりました。そのあと3〜4日、再度東京入りして北海道へ戻る予定です。北海道へは4月6日くらいまで滞在し、講演会スピーチのため再び8日には東京入りが今後の予定です。
ただいま自社レストランの料理長と新商品開発に取り組んでおり、久しぶりに料理の現場に入り、20年間調理場で包丁を握っていた頃を思い出して、懐かしさを感じていました。
今回の新商品は「北海道の素材イタリア料理」がテーマで、某百貨店での実演販売に向けた商品です。その後、全国販売に向けて商品を送り出す予定ですので、かなり力が入っています。末端消費者向けの商品なので、誰が作っても簡単に調理でき、同じ品質で出来上がることを踏まえて、コスト、ボリューム、素材、インパクト、品質、安全性を徹底して、顧客に最善の状態で提供できるように研究をすすめています。
北海道の素材をたっぷり使ったソースでの生パスタがメインになりますが、パスタを茹でる水、塩まで提供しようとこだわっています。水は北海道の海洋深層水もしくは硬質のイタリアの水のどちらかを考えていましたが、最終的には北海道の海洋深層水に決まりました。本来イタリアの乾麺を茹でるときは、イタリアの水で作った乾麺なので、イタリアの水で茹でることが最適ですが、今回は自家製生パスタなので、素材に合わせて北海道の水にしました。
さかなだマートでは今のところご紹介する予定は無いのですが、ロットの組み方、生産性などにより、コストが合うようでしたら、業務用販売も考えてまいりたいと思います。
さあ、またこれから北へ上ってまいりたいと思います。今年は全国津々浦々まで行動する年なのですよ。
飲食店の皆様も、これからどんどん忙しくなってくると思います。お互い利益を生めるよう私たちがバックアップしてまいりたいと思います。なんでも結構です。「こんな新商品作りたいんだけど・・」などでも結構です。相談に乗ってまいりたいと思います。
2007年03月09日
3月に入り飲食店の動きも活発になってまいりました。海はまだ少し時化続きですが、さくらますの水揚げ量も増えています。引きが強いので価格は上がり気味ですが、注文のほうは衰える気配がありません。特に大サイズは数が少ないので大きく値をあげており、鮮魚で3000円/kg近くなるときがあります。ご提供できていない方々には今しばらくお待ちいただけますようお願いします。
鮮魚は、時期と量次第で大きく値が動きます。需要が高いのに時化が続き、しかも水揚げ量が少ないということになると、極端に値が上がります。
指値で入れていただいているお客様においては、指値の変更も検討ください。しばらくは価格が下がりそうにありません。4月に入りますと定置網が入るので、量的にも価格的にも安定してきます。 本日から真だらのバラ子の販売を開始しましたが、価格が安価なせいもあって好評です。
ここ2〜3年で中国と北海道の取引が活発になってきました。鮭やナマコなどが大量に輸出されるようになり、ナマコが高級食材化しています。13億の人間がいる大国なので、鮭が日本でも高級食材化されるのではないかと懸念されています。生産国としての位置づけを確立している中国は、経済発展も続けてゆくでしょうが、そのかたわら温暖化や、日本においての食材の高騰なども懸念されています。そこにインドの経済発展も加わりますので、世界の中においての日本の役割も真剣に考えないといけなくなっています。
私たちにしか出来ないもの・・。生産においては中国に移ってゆく昨今、日本のオリジナリティを出し、日本人の特性を活かしながら商品開発も進めてまいりたいと考えています。技術はより高い技術に、情報はより高度な情報へ、そして何より大切なのは、既成概念を破るような商品であったりサービスであったり、飛躍的な進化が望まれるでしょう。
経済においても環境を深く見つめた経済であることが望まれ、エネルギーは再生型であるなど、環境に良い経済が待ち望まれていると思います。バブルで終焉を向かえた過去のつめ跡も整理され、これから新しい時代に入りますが、新しい時代においての日本がはっきり見えるように考えながら過ごしてゆきたいですね。
私はよくとんでもない仮説をたてたりします。意図して今あるものを180度違う方向から見たり、作ってみたり。なんの根拠もないのですが、既成概念や固定観念を取り除く自分なりの訓練なんですよ。例えば、お皿を疑ってみたり、お寿司のネタが上であることを疑って
みたり。伝統は伝統で大切なのですが、少し遊び心のあるメニューを入れるだけでお客様に喜んでもらえると思うのですよ。
最近、某寿司チェーンが躍進中ですが、お客様に遊んでもらいながら同時に仕事をしてもらっているという発想は面白いと感じました。
実はこれはれっきとしたセルフサービスなのですが、そう感じさせない知恵ですね。不便や問題をただ嘆いてばかりいず、そこからヒントを得てチャンスに変える気持ちを
持っていたいですね。
2007年03月08日
活3年、4年ほたて貝出荷を始めました。噴火湾産の活3年、4年ほたて貝は水揚げも当分ないだろうということで、嘉楽が全て入札を落としました。この先4〜5日間注文を受付ます。噴火湾の耳吊り方式のほたて貝は、臭みやクセが無く非常に美味しく、また砂噛みも無いことが特徴です。しかし、生産数が少ないので、安定した供給はできません。水揚げが出ることが少ないので、出たとこ勝負で入札をかけて押さえます。特に4年貝は少ないので、出荷が始まりましたら購入を即断してください。
また、同時に3年、4年物ほたて片貝も販売開始しました。
さくらますが時化続きと市場の引きが強いため、値動きが激しくなっています。特に大サイズは数が少ないこともあって価格が高騰気味です。釣り物は品質も良いので価格が高めです。4月には定置網が入ります。網物は数も上がることもあり、安値になります。
2007年03月03日
関西入りしました。関西は関東より暖かく、半袖でも歩けそうなくらいです。
最初に予約していたビジネスホテルにデスクがなく、PCを置けるところもなかったので、急きょホテルを変え落ち着いたところです。ここは東大寺や二月堂の近くで、今日から二月堂でお水取りが始まっています。ホテルも満室で、運よく一室だけ開いていたところに宿泊することができました。
これから二週間くらい関西のお客様を訪問して、質問を受けたり商品に不満が無いかなどお伺いし、生の声をいただきたいと思っています。その後また関東へ戻りますが、実は関東営業所を建てたいと段取りしているんです。北海道に居ると、食材を使っていただいている現場の生の声が聞こえず、みなさんと共に歩調を合わせてゆきたいと思っていても、メールや電話では十分知ることができません。また、お伝えしたいことも、十分伝えることができません。
飲食店のプロの現場は、常に戦いです。私たちもしっかりした食材をお届けする責任があります。現場を見て、みなさんの声に耳を立て、お役に立てる水産会社を作ってまいりたいと思います。
先日、某会社からメールを頂戴し、東京でお会いすることになったのですが、とても仕事に情熱を持たれている方で、「東京に、仕事を終えた方々が裸の心で集えるような、そんな店を作りたい!」と語っておられ、楽しみにしています。なぜこの仕事をするのかを明確に持たれている方は輝いておられるように感じます。
私たちもしっかりした目的とビジョンを固めてゆきたいと強く共感しておりました。
素晴らしい信念をお持ちの方にお会いさせていただいたことに 感謝!
2007年02月27日
鮭の二夜干しを少し改良しました。 酒の肴や、ごはんのお伴、旅館の朝食、お茶漬けにと、とても美味しい鮭の二夜干しですが、今回の改良点は、従来、フィレにして、縦三カットして棒状にしたものを(漬け汁が浸透しやすいように)干していました。今回は、カットせずフィレ状態で漬け込み、飲食店さんが盛り付けの折、どのようなカットもできるように改良したのです。
数通り実験しましたが、皮面にピケ打ちして、皮面からも漬け汁が浸透するように工夫して、漬け汁の浸透率もそのままに仕上げることができました。
さかなだマート独自の商品です。
2007年02月24日
東京のホテルからです。
5月に行われる近鉄百貨店、北海道物産展にブースを出すことになりましたが、その折に扱う商品について考えていました。私はイタリア料理暦も長いので、「北海道の素材イタリア料理」というテーマで出店したいと思い、メニューを考えていたところです。
生パスタと北海道の素材をコラボレートさせたり、手打ちパスタもいいななど、いろんな想像をめぐらせています。実は私は手打ちパスタの経験も長いんですよ。フェトチーネ、カネロニ、ラビオリ、タリアテッレなど、よく手打ちで打っていました。今はパスタマシーンがあるので奈良のレストランではパスタマシーンを使っています。
今、とても創作意欲が高くて、どんどん新しい商品が頭の中で生まれています。北海タコの冷しゃぶと、ベルミチェリで、冷製パスタを作ろうかなど、ブースの実演販売に向けて自由に想像しています。北海道からは50社集まるらしいので、みんなと同じことをしていてはお客様の目に触れる機会が少なくなります。
こんなところでも、いかに差別化をするのかを考えているのです。生パスタを打つ工程から実演したいと考えています。それに、やるからには沢山おいでくださるお客様を感動させたいですね。素材力と、技術力、クリエイティビティで勝負します。価格はその価値が理解してもらえれば、少々高級パスタになっても良いと考えています。理解していただくには、やはり実演販売ですね。試食やお料理体験コーナーも考えているんですよ。参加型のブースにして、お客様に楽しく過ごしてもらいます。
その折の様子を写真やビデオも撮影しておきますので、さかなだマートで報告しますね。
さあ、もう少しで提案書類の完成です。片付けてしまいますね。
2007年02月21日
商談コーナーできあがりました。以前にもお話させていただきましたが、プロの仕入れは各社独自の仕入れ方法があります。プロ対応というコンセプトをたてている限り応えてゆくのが私たちの使命です。御社の要望をどんどん送ってください。
釣り、サクラマスが揚がりはじめました。南茅部(みなみかやべ)木直(きなおし)産のサクラマスです。定置網に比べて多少高値ですが、鮮度、身はとびっきり良い釣りサクラマスです。傷がなく、身割れも少ないので、最高品質です。90本ばかり入札しました。これからどんどん入札をかけてまいりたいと思います。
処理は、フィレにして真空包装し、ブライン凍結です。ブライン凍結はマイナス60度近い液体に漬け、超急速に冷凍する技術です。解凍したあとドリップがほとんど出ません。刺身に、焼きに、カルパッチョに、幅広く使っていただけます。また、鮮魚出荷もできます。桜のシーズンですのでメニューに加えていただければと思います。
身を薄くスライスすることもできますので、芽ネギなどを巻いて提供するという提供の仕方もあります。こういったことも商談コーナーよりいただきますとお答えさせていただきます。
釣りサクラマスフィレ、鮮魚出荷は、近日中にサイトにアップします。
2007年02月18日
噴火湾産たらこ、たらの糠漬け
噴火湾産たらこは、ただいま規格作成中です。
少しおもしろい商品として、真だらのタラコを開発中です。おもにタラコスパゲティなどに使ってもらう商品で、すけそうだらに比べて安価でありながら、品質的にも遜色無い商品です。こちらももうすぐ完成します。
さてさて、たらの糠漬けの報告です。昨年北海道の糠とモンゴルの塩で漬けた真だらのフィレですが、もう漬かっただろうということで、千葉のホテルまで送ってもらい、さっそく焼いて試食してみました。生のうちは、糠漬け特有の熟成臭が強く、焼いたらどうなるのだろうと半信半疑でしたが、いやあ・・。うまい! お酒のつまみに最高の仕上がりになりました。少し塩が強いので、少し抑えてもう一度作り直しになりましたが・・。これくらいの塩のほうが良いというスタッフもいましたが、社長(僕)と部長、そして商品開発顧問の漁師さんが、妥協をせずもう一度やりなおそうということになり、また数ヶ月先になりそうです。うまくいけば塩や糠をいろいろ変えて作ってみたいと思います。
しっかし・・。数ヶ月待つのはやっぱり長いね。笑
昨年漬けたタラは、イタリア料理で使うバッカラという干ダラにすることにしました。イタリアでは熟成した素材が大好きなので、洋風にも合うかな・・と、けがの功名になればいいと考えたのです。熟成した干ダラは聞いたこともないので、おもしろいかもしれないですね。糠が和風なのでもちろん和食にも合うだろうと。また、半乾燥にして、塩鮭のようにしてお茶漬けにも良いかもしれないということで、干す加減を変えて、数種類作っています。
世界初の新商品になればと、いずれも楽しみです。また報告します。
2007年02月18日
海賊焼き、商談コーナー
北海道は時化が続いています。毎年この時期は時化の多い日が続きます。すけそうだら漁もそろそろ終わりに近づき、漁師はホタテ貝の出荷や小魚漁を始めます。3月にはタコ箱も入ります。
鹿部の定置網は4月から、南茅部の定置網はそろそろ始まる予定です。定置網が入ると魚がたくさん揚がってきます。今は時化が続き、漁が無い(揚がる量が少ないことを言う)ことからサクラマスも高値ですが、3月には価格も下がってきます。どんどん魚を紹介してまいりたいと思います。
ただいま海賊焼きなるものを開発中です。オホーツクの大きなホタテ貝(20cm前後)に貝や魚、カニを盛って焼きにするという商品です。お皿ほどもある貝殻なのでインパクトの強い商品になるでしょう。ほたて貝は、蝶版の黒い部分と貝殻から旨みが出るので、殻ごと焼くととても美味しく出来上がります。
できたら和洋ともに使える商品にしたいと考えていますが、まだ試作中です。商品化できましたら、サイトでも販売したいと思います。
今年は斬新な商品を開発してまいりたいと考えております。飲食店に特化したメーカーとしてのポジションを確立したいと考えています。乞うご期待ください。
現在、サイトに商談コーナーを設けるためサイト構築中です。プロバイヤーにとって実戦に役立つサイト構築に徹してまいりたいと思います。
さて、この商談コーナーですが、コンセプトは「システムにより制限されない細かなサービス提供をすることにより、プロの仕入れに応えることができること。」です。 プロの仕入れはより深く商材を見て、自社独自の調達方法により、価格も含めてシビアに決定しなければいけません。
ロット、価格、物流、保管方法、在庫、受発注から入荷までの流れ、商品サンプルの要望、などなど、食材を使うに至るまで、あらゆることを考えて仕入れていると思いますが、さかなだマートのシステムに無いことも問い合わせていただくようにしたいと思います。もちろん価格の交渉も行っていただきます。
サイト上では最大ロットが20kgまでしかなく、100kg仕入れる折の単価はいくらか、毎月の使用量を提示して定番メニューに入れるので再見積もりが欲しいなど、各社の調達方法に合わせるために交渉を行っていただくわけです。
もちろん電話で直接質問いただきたいと思うのですが、メールにはメールの利点もありますので、サイト上から問い合わせていただくコーナーです。
商いはお互いに利益がないと成立しません。貴社にとって利益がないと仕入れることができず、当社にとっても利益が無いと供給できません。お互い利益を出すには、自社の要望を提示することから始まります。両社に利益が出るように商談に応じてまいりたいと思います。
また、仕入れ決定に至るまでには価格だけではなく、たとえば当社を利用するための動機は、「ここならメニュー提案をしてくれるから」や、「希少なものを提供してくれるから」「自社のために特別加工してくれるから」など、たくさんあると思います。また、当社にも「こういう形で仕入れてくれたら価格もおさえることができるのにな。」ということも沢山あります。企業間取引は、両社に利益がある場合繋がるということを第一に考えております。
商談により一見利益が無さそうなことを発見できれば素晴らしいことだと思います。
貴社の都合のよい条件を遠慮なく書いてください。成立するか否かはわかりませんが、だめもとという感覚でいいと思います。私たちもスマートに対応するだけですから。商談した結果、成立すればラッキーですね。
メーカーのことも知っていただくと、より有利に仕入れができるかもしれません。
どうぞご期待ください。
2007年02月17日
嘉楽の辻合です。今日は社員宛に送った文章を載せたいと思います。数箇所公開してない部分がありますが、私どものお客様の営業に差し支えるおそれがある理由からです。
掲示板行き
今日は営業が無いので、ホテルでデスクワークをしています。
つれずれなるままに書きたいと思います。
自社の顧客には大きくわけて2つあります。
飲食店と一般顧客です。
飲食店が困っている問題を解決すれば、支持いただける
ので、少し具体的に書いてみます。
飲食店の抱える問題
・ 飲酒運転による道交法の強化
このことにより車で来店する顧客が激減し、郊外型飲食店は大打撃です。
関西でも、関東でも同じ。(ファミリーレストランは除く)
※ ○○さんは解決策として○○を市場投入しようと企てています。
・ 人材の不足
飲食店の売り上げ低迷により、低賃金による人材確保の困難及び、就職氷河期の
時代の傷跡にもよる。(就職の挫折により、無気力症候群が増えた。)
※ 企業はこの世代を開拓することがキーポイントであると考えるが、
思ったようにはいかないことが現状。団塊ジュニアの世代と重なる世代が
多く、1400万人いると考えられる。以前も書いたが、文化は世代の
厚い層により作られる。良い文化を作ってほしいものである。
・ 大手飲食企業の圧勝
本来小規模飲食店の強みとされていた、小回りがきいたサービスや品質が
大手も実践できるようになったことにより、仕入れコスト、物流、システム
が強い大手の独壇場になっている。
※ というのは幻想であると考える。できることが沢山あるのに出来ないように
錯覚していて、チャレンジしていないだけであると考える。
・ クリエイティビティが無い
競争がある東京では、比較的マシだが、地方に顕著に現れている。
メニューが単調である。根本的な部分では20年前と何も変わっていない。
その他改善点が単調であり、違う角度での視点が無い。エンタテイメント性が無い。
※これらが無い店舗は顧客に見捨てられている。店は成長を続ける生き物であるというのが
私の持論。すなわち社員が作ったものが全てにおいて無形、有形として店内に現れる。
サービスを提供することが飲食店の仕事であるが、お客様を楽しませるサービス精神が希薄。
・ ネタ不足感
クリエイティビティ不足により、ネタ不足を感じる。
今までは海外のものを輸入してくれば良かったが、ほとんどの食文化が海外から
輸入されつくした感があり、残るは資本力などの競争のみ。
これにより弱小企業はどんどん追い込まれている。
※毎日、少しずつでも良い、小物ひとつでもよいので変化をもたせることにより、そこに働く社員の
気持ちや活力がお客様に伝わるので実践する。
・企業のビジョンが見え難い
そこに働く者が、何のために働いているのかが見え難い。
ただ目的もなく、何を為すために働いているのかがよくわからない。なにかを発信している節が見えない。
働きたい国の企業というアンケート結果でも出ているが、世界から見た日本の企業に魅力が無いのはこのためである。
※ 時代の変わり目に未来をどう開くかを持っている企業と持っていない企業では
益々差が出てくる。ビジョンがあり、目的、目標を掲げるというフラッグシップ
と、実現させるための具体策が大切。
・ マーケットを開く力不足
流されるまま、流されている感がある。
弱小企業もマーケティングを知れば、今、自分たちに何ができるのか、何をしなければ
いけないのかが見えるはずだが、無い。
弱者には弱者の戦い方があることを知らない。一重に勉強不足からくる。
※ 飲酒運転の取り締まり強化という外部環境に負けてしまっている。大手の強大化に
為すすべがない。臨戦態勢が無く、問題で無いところに問題を作る悪習慣に陥って
いる感がある。(現実逃避)
総論
20年前と同じ、メニューはメニューでしかない。スタッフはロボット化、お客はお客であり
料理人は料理人でしかない。個性化社会と言われながら個性は無し。みんな同じに見える。
決められた枠組みの中でしか考えることができず、枠の外へ出たとしても、チャレンジもせず
ただ逃避しているだけの人が多い。
店舗からはそんな匂いがプンプン漂ってくるところもある。
やはり良い店は良い。東京へ来たとき、必ず寄る店があるが、来るたびに流行っており
オープンしたての店で閑古鳥だったが、今では予約を入れないと入れないくらいお客様で
溢れかえっている。 ただの焼肉屋だけど・・。
居酒屋もこの辺りに数件あるが、流行っている店は一軒だけ。しかし、その一軒が
爆発的に流行っている。居並ぶ大手居酒屋に圧勝している。
その差はなにか?
上記に書いたことを解決し、実践している店である。
行きたい店は、行きたくなるだけの理由があり、店内の空気が楽しい。
エンタテイメント性に溢れ、人間が人間として感じられ、創意工夫が随所にあり、
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